出会ってよかったと満足できるおすすめアニメ20選【2021年版】

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毎クール、新作アニメがスタートするたびにラインナップが充実していき、次に観るアニメに迷ってしまいます。「いつか観よう」と思っていたアニメを観ないまま……なんてこともしばしば。見逃したらもったいない!おすすめアニメを新旧問わずピックアップし、ご紹介。次、観るアニメに困ったら候補に入れて損はありません!

今日は何を観る?面白いおすすめアニメ

アニメを観るとき、みなさんはどんな基準で作品選びをしていますか? その日の気分、ずっと観ているシリーズもの、好きなジャンル、話題性など、選ぶ基準はさまざまです。人気作・話題作は、メディアミックス展開される作品も多く、ドラマや映画、を読んでアニメが気になったり、アニメを観てから、ドラマやアニメ、原作の漫画をチェックすることも多いのではないでしょうか。NetflixやHulu、Amazonプライム・ビデオやU-NEXTなど、配信などで好きなときに、好きな場所で、手軽にイッキ見できる機会も増えたという声もよく聞くようになりました。

私自身、仕事でアニメに触れるようになったため、アニメ歴はそれほど長くなく、見逃している名作アニメもまだまだたくさんあります。新作アニメをチェックしつつ、旧作アニメを遡る、新旧アニメの並行視聴を楽しんでいます。そんな並行視聴の中から、観てよかったと思えたアニメをセレクト! 名作から新作まで、能力、SF、王道、ファンタジーなど多種多様なバトルアニメ、空腹時の観賞厳禁!なグルメアニメ、胸キュンもギャグもありの恋愛アニメ、世界観に引き込まれる近未来アニメなど、ジャンル別にご紹介します。

能力、SF、王道、ファンタジーまで。多種多様なバトルアニメ

『進撃の巨人』

話数:第1期(全25話)、第2期(全12話)、第3期(全22話)、第4期(全16話)

<あらすじ>
舞台は巨人がすべてを支配する世界。人は巨人の餌と化し、巨人の侵略を防ぐために高さ50メートルの巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えの生活を送っています。壁の内側に住む人類は、自由はないものの、巨人の脅威を忘れ平和な日々を送っていますが、ある日、想像を絶する巨大な巨人の出現により、絶望的な戦いの幕が開けます。

<おすすめポイント>
原作を読んでいるにもかかわらず、衝撃的で先の読めない展開にハラハラドキドキ。巨人の攻撃で家族を失った主人公エレン・イェーガーを中心に、主要登場人物との繋がりが濃密なキャラクターが、次々と犠牲になっていきます。「容赦ない!」展開と、「え?まさか!」というキャラクターが巨人化するなど、予想ができなさすぎだけど、なぜか引きこまれる魅力にハマります。それぞれのキャラクターの背景が複雑に絡み合い、ストーリーが難解に感じることもしばしば。ですが! いろいろと考察しながら(大抵裏切られますが……)何度もリピしながら楽しめる作品です。

<ここもチェック!>
アニメは第4期の最終話の放送が終了したばかり。2015年には三浦春馬さん主演で実写版前後編が公開され、国内に止まらず、海外でも人気の高い作品です。原作の完結も近づき、どんな結末になるのか、予想できている人はいるのでしょうか?!

『僕のヒーローアカデミア』

話数:第1期(全13話)、第2期(全25話)、第3期(全25話)、第4期(全25話)

<あらすじ>
総人口の約8割が超上能力「個性」を持つのが当たり前の世界。「無個性」の少年・緑谷出久は、犯罪者のヴィランから人々を守る職業「ヒーロー」に憧れています。しかし、個性を持たない彼は「デク」と呼ばれる落ちこぼれ。しかし、ある日、ヒーローの素質を見抜かれデクは、憧れのヒーロー・オールマイトから「ワン・フォー・オール」という個性を受け継ぎ、仲間とともにプロヒーローを目指すことになるのです。

<おすすめポイント>
超常能力を持つことが当たり前の世界で特別な力を持たずに生まれた「デク」。最強主人公タイプではありませんが、いや、むしろ、最強からは程遠い橘ですが、ヒーローに憧れる気持ちは誰よりも強い! 「デク」の一生懸命さと、まっすぐな心はとても魅力的で応援したくなる主人公。仲間と一緒に、多くの試練に向き合いながら、悩んだり、立ち止まったり、心が折れたりすることもあるけれど、最高のヒーローになるべく成長していく姿を最後まで見届けたい! デクのがんばる姿に勇気と元気がもらえます。

<ここもチェック!>
現在第5期が放送中。さらに、8月6日(金)には劇場版第3弾『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』の公開が決定。全世界を舞台にスケールアップし、激アツ展開を見せる最新作に期待しかない! “ヒロアカ”劇場版は、更に向こうへ!PLUS ULTRA<プルスウルトラ>!!

『呪術廻戦』

話数:第1期(全24話)

<あらすじ>
ごく普通の高校生活を送っていた虎杖悠仁は、驚異的な身体能力を持つ高校生。ある日、呪いに襲われた友達を救うため、特級呪物“両面宿儺の指”を喰らい、己の魂に呪いを宿してしまいます。呪いである“両面宿儺”と自身の肉体を共有することになった虎杖は、最強の呪術師・五条悟の案内で「東京都立呪術高等専門学校」へと編入。呪いを祓うべく呪いを宿した虎杖の後戻りできない壮絶な物語が廻り出します。

<おすすめポイント>
個性的なキャラクターたちは性格も呪術も魅力的。漫画では「漢字が多い!」「何度読んでも覚えられない!」と思っていましたが、アニメになったことで記憶に残りやすくなりました(笑)。中でも人気を集めているのが、都立呪術高専の1年生のクラスを受け持つ特級呪術師・五条悟。自他共に認める最強の呪術師であり、強すぎるという言葉はこのキャラにこそぴったりと思えちゃいます。五条先生一人で世界を救えると、真面目に思ってしまうほどの圧倒的な強キャラであり、普段は隠している目は、透き通るようなブルー。白髪にブルーの瞳、身長は190cm前半で、最強ときたら、惚れない訳がない!
 
<ここもチェック!>
ド派手なアクションに引き込まれ、うっかり忘れそうになりますが、呪霊の不気味な描写もなかなかすごい。バトルシーンだけでも満足度はかなり高めだけど、ハードで謎めいたストーリーも魅力。かなりダークな世界観に、絶妙の塩梅で散りばめられるギャグのコンビネーションもGOOD。2021年冬には、『呪術廻戦』の前日譚を描く『劇場版 呪術廻戦 0』の公開も決定。TVアニメでは、OPの後ろ姿や、作中の会話でしか登場していない人気キャラ・乙骨憂太が主人公のエピソード。夏油傑の百鬼夜行を描く「原点」であり、本編の「呪術廻戦」へと繋がるもう一つの物語の映像化には期待しかありません!

『鬼滅の刃』

話数:第1期(全26話)

<あらすじ>
舞台は大将時代。人喰いの鬼が存在する世界です。真面目で心優しい少年・竈門炭治郎は、ある日鬼に家族を殺されてしまいます。唯一生き残った妹の竈門禰豆子も鬼となってしまうという絶望的状況に。しかし、炭治郎は家族を禰豆子を人間の姿に戻すため、そして、家族を殺した鬼を倒すために過酷な旅に出るのです。

<おすすめポイント>
今や説明不要。週刊少年ジャンプで人気絶頂の中、連載に幕を閉じた『鬼滅の刃』。深夜アニメとしてスタートしたアニメにも関わらず、放送終了後にNetflixなどの配信で徐々に人気が加速。2020年10月公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、日本での映画興行収入歴代1位を記録した大人気作品です。主人公・炭治郎をはじめ、高い身体能力を持つかなり個性的なキャラクターが魅力。強いから許されるというレベルの変人っぷりを発揮しているキャラもいます。

<ここもチェック!>
ダークでシリアスな世界観の中に、コメディ要素も含まれているので、号泣後にクスっと笑えたりもします。手に汗握るバトルシーンは必見。第2期「遊郭編」のアニメ化も決定しており、鬼撲滅を目的とした政府非公認の組織「鬼殺隊」の幹部として圧倒的な力を持つ9人の<柱>の中でも、ド派手でイケメンな宇髄天元が主役。原作ファンの間でも人気のエピソードのアニメ化に注目です。

『ソードアート・オンライン』

話数:第1期(全25話)、第2期(全24話)、第3期(全24話)

<あらすじ>
舞台は大規模なバーチャルゲーム空間。精神をシステムに囚われた少年(キリト)と少女(アスナ)が、未来を切り開くために戦うアドベンチャーファンタジーです。ゲームの中で死ぬとリアルの脳も破壊されるという恐怖と向かい合いながら、現実世界へ戻るためゲームクリアを目指すキリトとアスナ。最初は対立していた二人が、戦いを共にする中で恋に落ち、ゲームの中で結婚までしてしまうという物語が描かれます。キリトは見事ゲームをクリアし、現実世界へ生還しますが、アスナの心は別のゲームの世界に囚われたまま。キリトは彼女の心を取り戻すため、再びバーチャルの世界へと旅立つのです。

<おすすめポイント>
“ゲーム”というキーワードを見るだけで「なんだか、ちょっと難しそう」と思ってしまうのですが、普段、ゲームをあまりやらない人にもわかりやすい、超王道なストーリーが展開します。なかなかキモいキャラが多く登場する中で、ずば抜けてキモい敵キャラがオベイロン。多くのアニメファンから「キモすぎる」と言われつつ、「キモいを通り越して結構好き」と愛されるキャラでもあります。私自身も、オベイロンの登場から、ワクワク感が軽く3倍増しなるほどお気に入りです。キリトがひたすらかっこいい作品ですが、ぜひ、キモい敵キャラもチェックしてみてください。

<ここもチェック!>
ゲーム(バーチャル)の世界とリアルの世界がつながり、生死と隣り合わせというドキドキ感。そこに恋愛要素も加わり、剣や魔法が飛び交うという要素もたまらない! アインクラッド編、フェアリィ・ダンス編、ファントムバレット編、キャリバー編、マザーズロザリオ編など「○○編」ごとに異なるゲーム世界で冒険するので、さまざまな雰囲気の世界観が楽しめるのも魅力です。

レシピもチェックできる?!グルメ系アニメ

『美味しんぼ』

話数:全136話

<あらすじ>
秀でた味覚の持ち主である東西新聞文化部の記者、山岡士郎と栗田ゆう子の二人が、同社創立100周年記念事業の「究極のメニュー」作りに取り組むことに。普段はグータラな山岡ですが、料理のことになると別人に。豊富な知識と鋭い味覚を披露し、周囲から信頼を得るようになります。そこに立ちはだかるのが、美食倶楽部を主宰する有名な美食家であり、山岡の父親でもある海原雄山が担当する「至高のメニュー」。母親の死をめぐり絶縁状態になっていた親子、山岡と海原の勝負の行方はーー。

<おすすめポイント>
「究極のメニュー」VS「至高のメニュー」というだけあって、数々の驚きの料理が登場します。CGを使っていないアニメにもかかわらず、画面いっぱいにおいしいが広がる演出がすごいんです。透き通った出汁や、素材の新鮮さまで伝わり、匂いがするような気がするほど、吸い込まれてしまいます。料理がメインではありますが、料理を通じて人の心を満たしたり、困っているお店(人)を助けたり、恋愛が絡んできたりもするので、グルメアニメ以外の魅力もたっぷり詰まっています。基本的には1話完結のストーリーなので、おいしいお店をふらり訪れる気分でチェックできます。

<ここもチェック!>
究極と至高なので、かなりハイレベルな料理対決なのですが、思わず唸ってしまうほど勉強になるものばかり。時々、斬新すぎるメニューが登場するのも注目ポイント。グータラな山岡が究極の料理で、美食家たちのこだわりをスパッと打ち砕いていくのもとても爽快です。個人的には、山岡の行きつけの小料理屋『岡星』が出てくるとテンションが上がります!

『ワカコ酒』

話数:全12話

<あらすじ>
主人公の村崎ワカコは26歳のOL。マイペースな性格で、趣味は仕事帰りや休日に、居酒屋や飲食店にフラリと行き、料理をつまみにお酒を嗜むこと。ポイントは一人で行くことなのですが、見た目もかわいいワカコにはヒロキという彼氏がいます。しかし、彼を連れて行くことはなく、ワカコ酒はあくまでもひとりで楽しむ時間なのです。料理とお酒の組み合わせが合致したときに「ぷしゅー」(「ぷっしゅっしゅー」などもあり)という口癖が出たら、彼女が至福の時間を過ごしている証明です。

<おすすめポイント>
3分枠の短編アニメなので、CMを覗くと、OPとEDを合わせてもたった2分という長さ。そんな短い時間に凝縮された、お酒に合う料理の描写が話題となり、ハマる人が続出した作品です。ワカコが淡々と1品料理愛を語るのですが、きちんと料理の説明をし、かつ、料理の感想までしっかりと披露していて、2分とは思えない充実感です。

<ここもチェック!>
酒飲みにはたまらない、お酒に合うおつまみが続々登場。ビール×鶏の唐揚げ、日本酒×鮭の塩焼きなど、定番の組み合わせが多いのも魅力。見ればフラリと近くの居酒屋に出かけたくなります。実は実写ドラマはSeason5まで放送されている人気シリーズで、女性版『孤独のグルメ』とも呼ばれ、親しまれています。こちらも1話15分なので、気軽に楽しめます。

『真・中華一番!』

話数:第1期(全12話)、第2期(全12話)

<あらすじ>
舞台は19世紀の中国。主人公のマオは、常人離れした味付けと、ケタ外れの発想力を持ち、史上最年少で中国の頂点の料理人資格「特級厨師試験」に合格した特別な料理人です。仲間のシロウと紅一点のメイリィとともに西南中国回る料理修行を終え、広州に戻ってきます。やがて、中国料理界を守ると言われる8つの「伝説の厨具」の存在を知ったマオ達は、料理で世界を支配しようと企む裏料理界から、その伝説の厨具を守るためにシェル、レオンという新たな仲間と一緒に、壮大な旅へ出ます。旅先で数々の料理対決を繰り広げるマオたち。料理バトルものなので、おいしい料理と激しい戦いの両方が味わえます。

<おすすめポイント>
舞台が中国ということもあり、中華料理が本当に美味しそう! 衝撃も笑撃もある料理シーンですが、個性的な料理と激しいバトルの迫力は必見。変わった食材もいろいろと登場して、ワクワク気分が止まりません。

<ここもチェック!>
『真・中華一番!』は、1997年にアニメ化して大ヒットした『中華一番!』の続編です。『中華一番!』を観ていた人にとっては「懐かしい」と感じる作品ですが、作画はかなり現代風になっているので、新鮮な印象を受けます。マオの魅力は、料理の才能がズバ抜けているだけでなく、お母さんから受け継いだ真心や優しさにあります。料理人として、人間としての成長という部分も本作の見どころです。

 
 

『ゆるキャン△』

話数:第1期(全12話)、第2期(全12話)

<あらすじ>
富士山のふもとの山梨県へと引っ越してきた女子高生・各務原なでしこ。見知らぬ土地で遭難しかけたところを、ひとりキャンプ満喫中の志摩リンに助けられます。この出会いがきっかけで、なでしこはキャンプに興味を持つことに。転校先の本栖高校で「野外活動サークル」に入部、キャンプの世界へと飛び込むのです。

<おすすめポイント>
日常系、旅行系などと言われているアニメですが、グルメアニメ要素も強く感じられます。例えば1話で登場する野外で食べるカップヌードルなど、アニメを観ながら気軽に食べれるものから、山梨県に実際にある名物的な食べ物、そして、もちろんしっかり手を加えるキャンプ飯も登場。アニメでざっと作り方と仕上がりのおいしさ(なでしこたちの感想でわかる!)を確認して、漫画でしっかりレシピをチェックという使い方もできちゃいます。

<ここもチェック!>
キャンプの魅力とキャンプを満喫する女子高生達の日常を描き、キャンプブームのきっかけを作った作品とも言われています。モデル地となった山梨県のキャンプ場を肇、観光地を巡礼する人たちが続出。私自身もなでしこたちが初キャンプに向かうまでのコースを実際に歩いた経験あり。キャンプのスペシャリストではない彼女たちだからこそ、アウトドアへの第一歩を気軽に踏み出せる気分にさせてくれます。

『リストランテ・パラディーゾ』

話数:全11話

<あらすじ>
舞台はローマの一角にある少々風変わりなリストランテ“カゼッタ・デルロッソ”。落ち着いた雰囲気のお店で味も評判も良いが、なぜか男性従業員が全員老眼鏡をかけているお店。そこに乗り込んできた若い女性ニコレッタは、オーナーの妻がその存在をひた隠しにしてきた前の夫との娘。自分をほったらかしにし、好き勝手に暮らしてきた母親を困らせてやるつもりで意気込むニコレッタだったが、従業員のクラウディオを好きになってしまい、なぜか店の厨房で働くことにーー。

<おすすめポイント>
イケオジ&メガネ好きにおすすめのアニメ。もちろん、おいしい料理も見どころですが、料理を引き立てるイケオジたちの演出がたまりません。何割マシにおいしくなるんだという、イケオジマジックにハマります。多彩な紳士たちの枯れた魅力が本作最大のウリ。キャラクターの低音ボイス合戦に耳も心も掴まれます。

<ここもチェック!>
大人な男たちのさらりとしながらも優しく、深みのあるセリフが胸に響く! 料理の描写うんぬんよりも、隠れ家レストランを訪れた気分で、ワイン片手にゆっくりと浸りたくなる世界観が魅力です。


胸キュンもギャグも青春もあり!恋愛アニメ

『君に届け』

話数:第1期(全25話)、第2期(全13話)

<あらすじ>
主人公の黒沼爽子は、見た目が陰気で暗く話しかけづらいオーラを放っており、友達が一人もできずクラスにも馴染めない女子高生。彼女につけられたあだ名は「貞子」。そんな彼女が爽やかで優しくてクラスの人気者の風早翔太をきっかけに、クラスに馴染みはじめ、学園生活を楽しめるようになります。爽子と風早くんのピュアな恋愛の行方はもちろんのこと、友情物語も堪能できます。

<おすすめポイント>
爽子はクラスに馴染むきっかけがなかっただけで、実は美少女で、成績優秀で、家事が得意で、手芸が趣味の才色兼備な努力家です。モテモテなのに、野球一筋の学園生活を送ってきた風早くんもとてもピュアな心の持ち主で、実は恋愛経験はゼロ。爽子の魅力にいち早く気づき、初めての恋を知ります。性格も心もピュアな二人が不器用ながらも、ゆっくりと丁寧に関係を、絆を深めていく姿に引き込まれます。女の子の理想を絵に描いたような男の子の風早くんは、女性漫画に登場する彼氏にしたい男性キャラランキングでも常に上位に選ばれる人気者です。

<ここもチェック!>
少女漫画の実写化はなかなかイメージ通りに再現される作品が少ない中、三浦春馬さん×多部未華子さんの実写映画『君に届け』は、漫画から飛び出してきたよう! と絶賛された名作の一つ。アニメ、実写映画、漫画とメディアミックスにハズれなしなので、どこからチェックしても楽しめます。

 
 

『ちはやふる』

話数:第1期(全25話)、第2期(全25話)、第3期(全24話)

<あらすじ>
小学6年生の綾瀬千早は、福井からきた転校生の綿谷新と出会い、かるたと出会います。姉がモデルで日本一になることが夢だった千早に新は「自分のことではないと夢にしてはいけない」と諭します。そんな新の夢は競技かるたの名人になり日本一になること。真剣にかるたに臨む新の姿に感化された千早は、幼なじみの真島太一を巻き込み、かるたの魅力に惹きこまれていきます。新の引っ越しにより離れ離れになってしまう3人ですが、高校生になり再会し、物語は再び動き出しますーー・

<おすすめポイント>
『ちはやふる』で競技かるたを詳しく知ったという方も多いのではないでしょうか。競技かるたのルールについて1から学べるのはもちろん、百人一首がどんな状況で詠まれたのかなど、詳しく解説してくれるのも魅力。日本人なのに、日本の文化をあまり知らなかったりすることも多いので、アニメを観るだけでも百人一首について、海外の方に説明できるくらいの知識と情報は十分に得られます。着物(はかま)についてもいろいろと豆知識が出てくるので“和”の世界が好きな方にもおすすめです。

<ここもチェック!>
物語は友情、青春要素が強めなのですが、原作から追ってきているファンが一番気になっているのが千早、新、太一の恋の行方。小学生のときに出会った3人が、千早が選ぶのは新なのか太一なのか。競技かるたを続けながら、変化してきた(もしくは、気持ちはずっとひとつだったという結果に終わるのか!)3人の関係性にも最後まで目が離せません!

 
 

『四月は君の嘘』

話数:全22話

<あらすじ>
主人公の公生は恵まれた才能を持ちながら、母の死をきっかけにピアノが弾けなくなってしまいます。かをりはそんな公生を自身のバイオリンの伴奏者に選びます。いつしか2人の思いは演奏パートナーという枠を超えていき……。美しい音楽とともに展開するピュアな恋愛ストーリーと嘘の切なさが胸に迫ります。

<おすすめポイント>
少女漫画のようにかわいらしい絵柄ですが、原作は少年漫画です。実写映画化もされた人気作ですが、まずはアニメーションをチェックしてほしい作品です。特に楽器の演奏シーンが大きな見どころのひとつ。流れる音楽だけでなく、リアルな作画で心情を体現する表現力が素晴らしいのです。主人公は14歳なのですが、とっても大人。それぞれに悩みや不安を抱えながらも、出会いと別れを経てしっかりと自分の足で立ち上がっていきます。

<ここもチェック!>
タイトルにある“嘘”。一体どんな嘘なのか。クライマックスでその意味が明かされる場面には、自然と涙が溢れ出します。名作の名シーンとして、一度は観ておくべき! と強くおすすめしたいところ。音楽、色彩、声優陣の繊細で確かな演技力に注目してください。

『月刊少女野崎くん』

話数:第1期(全25話)、第2期(全12話)、第3期(全22話)、第4期(全16話)

<あらすじ>
主人公の佐倉千代は、大好きな野崎梅太郎に告白。しかし、野崎くんはなぜか色紙にサインをして佐倉に渡します。一体全体何が起きているのか。困惑する佐倉に対し野崎が放ったセリフは「家にこないか?」。いきなりのお誘いに戸惑いながらもついて行った佐倉を待ち受けていたのは漫画の「ベタ塗り」。そう、野崎くんは少女漫画家で、しかも佐倉が大好きな恋愛漫画の先生だったのです! その後もアシスタントとして野崎くんのお手伝いをする佐倉ですが、野崎くんはとても鈍感で、頭の中は漫画のことばかり。本人はいたって真面目だけど、周りから見れば奇行にしか見えない行動ばかりを繰り返します。様々な勘違いと多忙ながらも楽しい日常の始まりです。佐倉千代の恋の行方はーー。

<おすすめポイント>
個性豊かなキャラが多すぎるのですが、中でもやっぱり野崎くんの奇行が目を惹きます。と言っても、野崎くんは変人というわけではなく(いや、ちょっぴり変人かもですが……)。すべては漫画のネタのためなのです。勘違いだらけですれ違うキャラクターばかりで、誰かまとめてよ! とツッコまずにはいられません。オラついたイケメンかと思えば、実は野崎くんの漫画のヒロインのモデルで、恋愛経験なし御子柴や、学園の王子様と言われるイケメン女子・鹿島、その鹿島の顔が好きすぎて間違った方向の親バカっぷりを発揮し溺愛?!する堀先輩をはじめ、強烈個性のキャラが大渋滞なのですが、本人達は全く気づかないけれど、実は相思相愛のコンビがたくさんいるというのも、見どころです。

<ここもチェック!>
大きなリボンをつけて、少女漫画を愛する佐倉千代がとにかくかわいい! こんなかわいい女の子に告白されているのに、気づかない野崎くんて……。見た目も中身もとてもかわいい女の子ですが、的確で秀逸なツッコミを入れるときの千代ちゃんもサイコー。すれ違いしすぎてちょっぴりかわいそうになることもあるけれど、諦めない千代ちゃんを応援せずにはいられません。

『坂道のアポロン』

話数:全12話

<あらすじ>
舞台は1966年の長崎県佐世保市。父親の仕事の都合で横須賀から転校してきた男子高校生・西見薫は、同じクラスの晩から男・川渕千太郎に出会い、ジャズ魅力を知ります。千太郎の幼なじみ迎律子とも親しくなり、やがて恋心が芽生えます。さらに、上級生の深堀百合香や、千太郎が淳兄と慕う大学生も加わり、一方通行の想いが切なく描かれます。薫は律子を、律子は千太郎を千太郎は百合香を、百合香は淳兄を想う。恋と友情と音楽と。時代設定もあり少し複雑に見えるお話ですが、実は王道の青春&恋愛作品です。

<おすすめポイント>
ジャズの演奏シーンはどれも引き込まれます。練習場所となっている地下室でのセッションもかっこいいですが、イチオシは学園祭での演奏シーンです。薫と千太郎の絆、そして音楽の楽しさが十二分に伝わるシーンは必見です。音楽に酔いしれ、二人の友情にあたたかい涙がこぼれます。

<ここもチェック!>
本作でジャズに興味を持ったという方には、『アニメ「坂道のアポロン」オリジナル・サウンドトラック』もおすすめ。ジャズの入門編として聴きやすいものに仕上がっています。漫画を読んでいても音を感じる作品ですが、やっぱりアニメで実際に音楽が流れると、「より素晴らしい!」と感じずにはいられません。原作をすべてアニメ化されていないため(重要なシーンが削られている!と感じる部分が割と多いんです)、アニメで音楽や世界観を堪能した後には、『坂道のアポロン』を知り尽くすべく、漫画を読むことをおすすめします。

難解なストーリーでも引き込まれる!近未来アニメ

『攻殻機動隊』

話数:全26話

<あらすじ>
舞台は科学技術がより発達した日本。脳の神経をネットに接続した電脳化をはじめ、サイボーグ、ロボットなどの“義体化技術”が発達し、電脳によりネットワークができる社会となっている時代。「攻殻機動隊」と呼ばれる公安9課は、高度な凶悪犯に対抗する部隊。事件を事前に察知し、被害をより少なくするために活動します。主人公の草薙素子少佐を中心とした攻殻機動隊の活躍が描かれます。

<おすすめポイント>
設定や用語をある程度理解しないと、なかなか複雑に感じるアニメですが、実はシリーズもたくさんあり、どれから観ればいいのか、どれを観れば世界観がわかるのかなど、手が出しにくいと感じている方も意外と多いかもしれません。実は私自身も「ちょっとハードルが高いかな」と敬遠していたのですが、『攻殻機動隊』シリーズ最新作のフル3DCGアニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』を観てから、改めて時系列で追っていくという楽しみ方をしても、十分に世界観を堪能できたので、劇場版などもあるので、興味を引くところから入っていくのもおすすめです。

<ここもチェック!>
スカーレット・ヨハンソン主演でハリウッド実写映画化もされた、世界中に驚きと刺激を与えてきた「攻殻機動隊」シリーズ。最新作から感じたことはまだまだこの世界広がっていくのではないか? という期待です。近未来はすぐそこまできているというワクワク感が味わえます。

 
 

『PSYCHO-PASS サイコパス』

話数:第1期(全22話)、第2期(全11話)、第3期(全8話)

<あらすじ>
舞台は人格が数値化できるようになった近未来。性格や心理状態を数値化するシステム「シュビラシステム」により人間達は犯罪性を判断される世界。シュビラシステムが「犯罪係数」を計測し、その数値が規定値を超えれば、たとえ罪を犯していなくてもシュビラシステムとリンクする銃「ドミネーター」により裁かれてしまいます。公安局刑事課一係に配属された新任監視官の常守朱は、人を裁く権利が手の中にあるという現状に戸惑いながらも現場へ向かい、ある人物と出会うことで監視官として、そして人間として成長していきます。

<おすすめポイント>
アニメシリーズは第3期まで、そして劇場版3部作も制作された大人気シリーズ。第1期では新人だった常守朱はシリーズによって立場も違っています。合理的とも非人道的ともいえる世界観で繰り広げられる、ハードボイルドなストーリーがカッコ良い! 公安局のメンバーはもちろんなのですが、第1期で一連の事件を起こした首謀者・槙島聖護は、圧倒的な存在感で、根強いファンがいるキャラクターです。「月と雪が交わって生まれたような美しい男」と表現を見れば、その美しさに説明は不要。美しい見た目と穏やかな物腰からは想像もつかないほどの残虐性を持っており、数々の凶悪事件を引き起こします。凶悪犯ではあるのですが、シュビラから裁かれることのない免罪体質者。犯罪者とわかっていながら、槙島なりの美学、カリスマ性、思わず納得してしまうセリフの数々は、一度ハマれば抜け出せません。

<ここもチェック!>
追う者と追われる者。槙島にとって執行官の狡噛慎也は、自分を理解してくれる唯一の存在です。自分のところにたどり着いてほしいのは狡噛だと願い、実際狡噛は彼にたどり着きます。自分の立場を捨てて、自分が追われる身になろうとも、槙島を追ってしまう狡噛。二人の関係は運命としか言いようがありません。哲学的で少し難解な槙島の問いかけに、答えを出せたのは狡噛だけ。たとえ、狡噛の答えが槙島の考えを肯定するものではなくても、槙島はこのやりとりだけに満足できたのです。別の出会い方をしていたら……と想像せずにはいられないラストシーンは何度観ても切ない!

『STEINS;GATE』

話数:第1期(全24話)、第2期(全23話)

<あらすじ>
舞台は「ニュージェネレーションの狂気」による渋谷崩壊から1年後の秋葉原。秋葉原を拠点とする総勢3人の小さな発明サークル「未来ガジェット研究所」リーダーの大学生・岡部倫太郎は、サークル仲間とヘンテコな発明を繰り返す日々を過ごしています。そんなある日、偶然発明したのが過去にメールを送ることができるタイムマシン。しかし、これが悲劇のトリガーとなってしまい……。岡部は悲劇を起こさないために、時空という大きな運命に立ち向かいます。

<おすすめポイント>
悲劇的な未来を変えようと何度も過去の改変を試みる岡部。しかし、すべてが同じ結果にたどり着いてしまいます。結末を変えるべく岡部が目指したのは別の世界線。自分の心をすり減らしながら何度も過去に戻る岡部の姿に胸がアツくなります。最初の数話は、なかなか世界観にハマれなかったのですが、5話を過ぎたあたりから、グッと引き込まれるように。面白そうだけど「いつか観よう」リストに入れていたのですが、映画『バタフライ・エフェクト』が好きなら、絶対好きなはずとすすめられ、ソッコーチェックした作品です。タイムリープものが好きな人、オタクな人たち特有の会話を見るのが好きな人におすすめです。

<ここもチェック!>
舞台はオタクの聖地「秋葉原」。馴染みのある街並みや建物で物語が展開するので、近未来でありながら「こんな時代がくるかも」と思わずにはいられません。作品を観た後に秋葉原を訪れたら、いつもと違う雰囲気に見えるかも?!

 
 

『シドニアの騎士』

話数:第1期(全12話)、第2期(全12話)

<あらすじ>
舞台は、太陽系がガウナと呼ばれる対話不能の異生物により破壊された近未来。太陽系を脱出しながら移住できる星を求めて、小惑星を船体とした巨大なる宇宙船・シドニアで繁殖しながら宇宙空間を放浪し続ける人類VSガウナの戦いを描きます。

<おすすめポイント>
スピーディーで疾走感に溢れる大迫力の戦闘シーンも見どころのひとつ。SFな世界観に漢字や祭りなど和のテイストが散りばめられた風景も魅力のひとつ。正体不明な相手との戦いは緊張感もあり、重厚感のある音の演出にも注目。意外とラブコメ要素も入っていたりするので、雰囲気暗めでスタートするお話で、中盤以降にちょっと不穏な空気に包まれる世界観に突入しますが、気持ちが沈みっぱなしになることもなくストーリーが楽しめます。

<ここもチェック!>
5月14日(金)より主要なアニメスタッフが再結集し、原作者の弐瓶勉自らが総監修を担当する劇場アニメーション映画『シドニアの騎士 あいつむぐほし』が公開となります。最新作に合わせて、旧作をチェックするのもおすすめ。ガウナがいる限り、平穏が長く続くことはない。人類の存亡をかけた最終決戦。愛する人を守るため、シドニア最後の戦いがついに始まります!

『東のエデン』

話数:全11話

<あらすじ>
必要とあらば国を動かすこともできる100億円の電子マネーが入った携帯電話を持たされた少年・滝沢朗。「日本を救う」というテーマに挑む「セレソンゲーム」に参加することになります。「セレソンゲーム」には、一番最初にゴールした者以外は死ぬという残忍なルールがあります。必死に自分の中で「日本を救う」方法を考え抜き、導き出した滝沢の答えとは……。

<おすすめポイント>
『ハチミツとクローバー』や『3月のライオン』の漫画家・羽海野チカがキャラクターデザインを担当し、『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』シリーズの神山健治がタッグを組んでいることもあり、お互いの代表作を意識した作りになっているのもポイント。近未来が舞台ですが、甘酸っぱいロマンス的要素も散りばめられているので、近未来ものをあまり観ていないという方にも観やすい作品です。

<ここもチェック!>
一見無茶をしているような行動にも、ちゃんと理屈が通っている、主人公・滝沢朗は、ちょっと掴みどころのない部分も含めて、観るものを惹きつける魅力の持ち主。状況に応じてベストな行動をとり、物事をスマートに解決し、困っている人にはそっと手を伸ばす姿がかっこいい! そんな見方ができる一方で、SFだけど現実感のあるストーリー、現在の日本社会への皮肉も込められている、いろいろと考えさせられる作品です。

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Text/タナカシノブ
通信社・新聞社・ゲーム会社・映像制作会社を経て、2015年9月よりフリーライターとして活動中。映画、ライブ、歌舞伎、落語、美術館にふらりと行くのが好き。たのしい情報をお届けしていきます!

初回掲載日:2021/04/13

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