コロナ禍のハンドドライヤー「一転使用OK」に広がる懸念と混乱

拡大画像を見る

 4月13日、経団連は新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインを改訂し、オフィスや製造事業場などでの使用を禁止している「ハンドドライヤー」について利用再開を認めたことを発表したが、ネット上では心配する声も少なくない。

「昨年5月に政府からの求めで、経団連は感染防止の基本事項となるガイドラインを取りまとめており、その中でオフィスや工場でのハンドドライヤーの使用停止が盛り込まれていたことから、商業施設や飲食店、コンビニなども追随し全国的に使用が停止されていました。しかし今回、経団連によれば『衛生微生物研究センター』に依頼した試験の結果や専門家の意見も踏まえて、ドライヤー使用による感染リスクは極めて低いことから利用再開を認めたといいます」(社会部記者)

 これにネット上では《定期的な清掃や消毒が前提ということが重要。ハンドドライヤーが汚れた施設も結構あるから心配》《商業施設とかでトイレを使う人って備え付けのハンドソープも使わず軽く水で流してるだけだけど、それでもハンドドライヤーで飛散したものは安全なのか?》など心配する声も多く見られ、混乱の様相を見せている。

「実は、そもそもコロナの影響でハンドドライヤーが使用禁止になったのは世界でも日本だけ。お隣の韓国や中国ではコロナ禍でも普通に使用されており、むしろ世界保健機関(WHO)や米国疾病管理予防センター(CDC)では使用を推奨しているくらいなんです。イメージ的にハンドドライヤーは水滴が飛ぶので、ウイルスも飛散するのではないかと心配になるかもしれませんが、『衛生微生物研究センター』の実験でも菌が飛散して増加することはないという結果が出ていますから、やはりそこまで心配する必要はないと見られています」(ITジャーナリスト)

 であれば、完全にデマに振り回されたようなものだが、ドライヤー恐怖症の人も増えてしまったのではないか。

(小林洋三)

関連リンク

  • 4/15 18:00
  • アサ芸Biz

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます