遺体の前でポーズを取り笑顔で写真撮影する警察官に非難殺到(カナダ)
カナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバーにあるスタンレーパークで現地時間2月24日の午前10時頃、地元に住むザカリー・ラトクリフさん(Zachary Ratcliffe)が同パーク内のサード・ビーチを通りかかったところ、砂浜に遺体が横たわっていることに気づいた。
既にバンクーバー警察から2人の警察官が現場に到着していたが、ザカリーさんは2人の行動に思わず目を疑ってしまうことになった。なんと1人の警察官が遺体からほど近い場所に笑いながらポーズをとり、もう1人がその様子を写真に撮っていたのだ。
社会の模範となるべく警察官が人としてあるまじき行為を取っているのを目の当たりにしたザカリーさんは、かなり驚いたという。そして2人の警察官に「それは人間の遺体ですか?」と尋ねところ、返って来た答えは「イエス」だった。
ザカリーさんは動画コンテンツを配信するジャーナリストだったことから2人の警察官の行動を動画に収めており、それをSNSでシェアすると地元メディアも注目することとなった。ザカリーさんは警察官の行為について次のように語っている。
「なぜ警察官がこんなことをしたのか、全く理由がわかりません。彼らは笑っていて事の深刻さを理解しておらず、亡くなった人の尊厳を軽んじている無神経な行為だと思いました。」
「この動画は、多くの人が目にする必要があると思い共有しました。バンクーバー警察はこの2人の警察官が誰なのか特定し、このような尊厳を無視した行動をとっていることに懸念すべきだと思います。」
また今回の件を知った人たちからは次のような非難の声があがった。
「信じられない。よくも遺体の前で写真なんて恥知らずな!」
「なんてひどいことを! 彼らは一体何を考えているんだ!」
「この亡くなった人は誰かの愛する人だったはず。この2人の警察官はその人たちのためにもプロとして振舞うべきだ。」
バンクーバー警察では、のちの調べで浜辺で亡くなっていた男性について事件性は無いと公表している。問題の警察官2人は、今月1日から調査が終わるまでの間は現場に出向くことを禁じられたそうだ。
画像は『zac.news 2021年2月24日付Instagram「Deceased person at 3rd beach」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
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3/24 9:58
自殺者はたしかに自分の望みで死んだからな、
ぐっさん(体中の穴から脂肪が出ればスッキリ?するのに)
3/9 22:40
動画は上げないと警察上層部は動かなかっただろうね。
月夜のトラ猫
3/9 14:05
日本で警察官がそんな真似したら、免職にならなくても、辞表書かされるな、確実に。