日テレ『幸せ!ボンビーガール』、番組コンセプト逸脱で末期症状!? 恋愛ドキュメント企画は視聴者総スカンで打ち切りの危機か?

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 かつては人気番組だった『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)が完全に迷走状態に陥ってしまったようだ。

 同番組は2011年4月に深夜枠でスタートし、13年4月から現在の火曜午後10時枠に昇格した。番組コンセプトは“おカネがなくても幸せな生活”を楽しく明るく温かく描く“ボンビー情報バラエティ”。

 当初は貧乏ながら夢をもって生きているボンビーガールを訪ねたり、何かを我慢すれば格安に借りられる“ワケあり物件”を紹介したり、主婦ゲストがスーパーで低予算で買い物をして出演者やスタッフ分の料理をしたり、女優志望の柴田美咲が沖縄・石垣島や鹿児島・甑島に移住した様子をドキュメントで追ったりといった企画を放送し、視聴率も余裕で2ケタを超えていた。

 ところが、ここ最近になってどうにも様子がおかしくなってきた。

 資金が乏しい中で上京する女性の住居探しに密着する“上京ガール”の企画自体は悪くはなかったが、タレント志望の川口葵の芸能活動を追ってみたり、“セレブ”の森泉が家を建てる企画を流したり、“ボンビーボーイ”を取り上げたり、韓国に住む恋人の元を訪ねた女性の恋の行方を追ったりで、コンセプトとは違う方向にずれてしまった。

 極めつきは2月23日から放送が始まった、企画「幸せ!ボンビーLOVE~こんな私でも好きになってくれますか?」だ。

 これは“ボンビーな秘密”を抱えるため、恋愛に後ろ向きになってしまう3人ずつ計6人の男女が、番組から渡されたスマホを使って、1週間限定でメッセージのやり取りをして、一人だけ気になる相手をデートに誘う。仲を深めていく中で、人には言えない“ボンビーな秘密”を打ち明けたとき、相手が受け入れてくれて、カップルが成立するかどうかが見どころになっている。

 ネタ元がフジテレビの『あいのり』や『テラスハウス』であるのはいうまでもないが、番組の本来の主旨から大きく逸脱した企画に視聴者は総スカンのようだ。

 ネット上では「ボンビーだけど、仕事や夢に向けてがんばってる人を取り上げて!」「今このご時世に何でこんな番組を作るの? 気分悪くなってチャンネル替えました。大好きだった番組なのに、もう見たくなくなった」「視聴率トップの日テレが不振のフジの企画をパクるの? もう完全に方向性見失ってるし、打ち切りでいい」「この企画に出てる人たちは、番組に出て名を売るためにボンビーぶってるだけじゃないの?」「もう完全に番組が変わってる! こういう企画をやりたいなら、打ち切って、新番組でやればいい」「末期的。予告見て、見るのをやめた。もう無理して番組を続ける必要はないんじゃない?」「5分で見るのをやめた。もはや『ボンビーガール』じゃない」といった風で、恋愛企画はフルボッコ状態のようだ。

 恋愛企画番組では、『テラスハウス』に出演していた女子プロレスラーの木村花さんが、自身への誹謗中傷を苦にして、20年5月に自死を選んだともされる。社会問題になっただけに、そもそも企画を立案した日テレには疑問符も付く。

「これに限らず海外でも、ティーンのユーザーを引きつける恋愛リアリティ・ショーに関しては、出演者に対する誹謗中諸が問題化している。各番組や関係者の間では丁寧なケアの重要性が一番の課題です。その上で、“ボンビー”な秘密を公に開示し、かつ、お互い貧乏な人同士が恋愛をするという番組構造は不安がありますよね……」(バラエティ番組ディレクター)

 ここ最近の『ボンビーガール』の視聴率は2ケタには届かず、おおむね8%前後(ビデオリサーチ調べの世帯平均視聴率、関東地区・以下同)で推移することが多かったが、恋愛企画がオンエアされた23日は5%しか獲れなかった。つまりいかにファンに受け入れられなかったかの何よりの証明だ。

 制作側も落ち込んだ視聴率を回復させるべく試行錯誤しているのだろうが、番組本来のコンセプトからかけ離れてしまい、視聴率も獲れないなら、“番組終了”を選択するのも一つの道かもしれない。

  • 2/26 21:00
  • サイゾー

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この記事のみんなのコメント

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  • [ボンビーガール]は、達也が降りた頃から、つまらなくなった。

  • グレイス

    2/27 12:31

    来週で完結するっていうんだからイイじゃないかと思うけどね。数字取れないとなったら第2弾を用意してても封印するでしょ。ボンビーLOVEはともかく、最近さほど逸脱しているかなあ。川口葵は事務所が番組見て連絡してきたんだから、そりゃ追うでしょうよ。森泉の家作りも今までの企画の延長線。そういや美咲ちゃんて、どうなったんだろう? 甑島の民宿とか。

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