「Zoomお見合いは成功率高め」! 最強仲人が伝授するオンライン婚活の正しいやり方

 新型コロナウィルスの蔓延により、2020年から、婚活業界に新たな動きができました。オンラインお見合いです。これまでのお見合いは、ホテルのティーラウンジなどでお会いして、お茶をしながら1時間程度話すのが通例でしたが、不要不急の外出や三密を避ける行動を自粛する呼びかけにより、昨年から対面しなくてもお相手の顔を見ながら話せる、“オンラインお見合い”が盛んに行われるようになりました。拙著『100日で結婚』(星海社)の中でも触れていますが、今回は、オンラインお見合いの必勝法について記していきます。

オンラインならお茶代、電車代がかからない

 先日、里江さん(33歳、仮名)が、36歳の男性との対面お見合いを終えて、こんな連絡を入れてきました。

「お財布に1000円札一枚しか入っていなかったのですが、朝銀行に行く時間もなくて、そのままお見合いに行きました」

 対面お見合いでは、女性のお茶代は男性が払うのが暗黙の了解事項です。

「ホテルのラウンジだったので、コーヒー1杯が1500円でした。お見合いを終えて、二人でレジに向かったのですが、彼がお財布から出したのは、自分の分だけ。“えっ、割り勘? お財布にお金が入っていない。どうしよう”と、焦りました。それで、『私、今日持ち合わせがないので、カードで支払っていいですか?』と言ったら、『ええ、いいですよ。じゃあ、これ、僕の分』と言って、現金1650円を私に渡してきたんです。消費税付きで(苦笑)。今日の方はお断りでお願いします!」

 里江さんは、とても憤慨していました。対面お見合いの場合、お見合いのお茶代を割り勘にする男性は、ほぼほぼ“お断り”されてしまいます。男女平等の社会なのですが、やはり婚活シーンでは、“驕れる男がカッコイイ”のです。

 また東京と関西のような遠距離お見合いの場合、男性が女性の住んでいる地域までお見合いに出向くことが一般的。そこでおつきあいに入れればいいのですが、お見合いの後にお断りされると、男性は、高い交通費もお茶代も無駄になってしまいます。

ところが、オンラインお見合いなら、交通費もお茶代もかかりません。遠距離同士のお見合いの場合は交通費も多額ですし、行って帰ってくるのも1日がかり。場所によっては、宿泊を余儀なくされることもあります。対面のお見合いは、どうしても男性に経済的負担が多くかかりますが、その経費がカットされるのも、オンラインお見合いのメリットではないでしょうか? 

 女性も、お見合い場所に出向く時間がカットされるので、1日を有効に使えますね。

40分という時間が「もう少し話したい」と思わせる

 オンラインお見合いのツールとして最も使われているのがZoomです。画面を通じて話すなら、LINEビデオやスカイプでも良さそうですが、これら2つはお互いのIDを交換しないと繋がることができません。そこへいくとZoomは、ミーティング開催のURLを立ち上げて、それにログインすれば画面で繋がれるので、個人情報を保護する観点からも使い勝手の良いアプリなのです。

 2020年、Zoomお見合いが急速に増えていった時に、仲人たちの間で、こんな話が広がっていました。

「Zoomでお見合いすると、交際になる確率が高いわね」

 仲人がホストになり2人を招待する時、仲人が無料契約でZoomアプリを使っていると40分で自動的に切れてしまいます。なので、Zoomお見合いは、40分間で終えると言うことになっています。

 これが短すぎず長すぎず、絶妙な時間なのです。話が盛り上がってきたところで、「もうそろそろお時間です」となるのが40分という時間。すると、「もう少し話しをしてみたい」と言う気持ちになり、“交際希望”を出す人が多いのです。

 では、オンラインお見合いの通過率をよりあげるためには、どうしたらよいでしょうか?

40分という時間ですから、まずはお相手のプロフィールを頭に入れておいて、好きなことや趣味について、休日をどう過ごしているかなどを話すといいですね。大切なのは、相槌を打つ時に、「○○が好きなんですか。私もそれに興味があります」というふうに、いったん相手に共感をする。共感されると相手は自分を理解してもらったような気持ちになります。

 またオンラインでは、画面に写る自分をより綺麗に見せることも大切です。

 明るい蛍光灯の下に行き、そこにパソコンやスマホを設置すると顔のシワや肌の質感が飛ばされて、若々しく画面に写ります。

 背景も大切。後ろに本棚が映っていたりすると知的に見えますし、素敵なオブジェや棚や観葉植物などが映っているとお洒落感を演出することができます。

 家の中を見られるのが嫌な時には、カーテンや壁の前でやると良いですね。背景をバーチャルにするのも生活感を出さない方法の一つです。ただバーチャル背景は、ご本人が切り取られたような映像で写るので、やや不自然な感じになるのは否めません。

 カメラの設置位置にも気を遣いましょう。カメラを顔より下に置くと、下から煽られたように写るので下膨れの二重顎になります。カメラは、目線と並行か目線よりもやや上に設置すると顔がすっきり見えますよ。パソコンやスマホの機種によっても写り方が変わってくるので、ご自身の顔がどうしたら一番綺麗に見えるのか、カメラワークを研究しておくとよいですね。

 さて、最後にこんなエピゾードを。

 先日、成婚退会をした良美さん(38歳、仮名)。彼女は都内在住なのですが、お相手の男性、秀雄さん(47歳、仮名)は岩手に住んでいます。遠距離恋愛を乗り越えて成婚までたどり着けたのは、オンライン交流があってのことでした。

 そんな良美さんが、こんな報告をしてきました。

「この間、秀雄さんとZoomをしたら、画面に写る顔がいつもと全然違って若々しいんですよ。『今日、写りがいいね』と言ったら、『通販でLEDリングライトを買ったかんだよ。ほら、こんなふうに3段階に光が切り替わるんだ』とパチパチと光を変えたんです。光が変わると優しい感じになったり、クールな雰囲気になったり、くっきりと写ったり。文明の力ってすごいですよ。

 でもね、翌日、彼が出張先のホテルから連絡をしてきて、LINEビデオで通話したんです。そうしたら、その時のジジィ感がハンパじゃなかった。“ああ、これが現実か”と思いました。その現実に、私は嫁いで行きます!(笑い)」

 コロナ渦で、婚活シーンだけでなく、遠距離の恋人同士や仲間内でもオンラインコミュニケーションは盛んになっています。

 LEDリングライト、通称“女優ライト”も、オンライン婚活の強い武器になるかもしれませんよ。

(著者プロフィール)
鎌田れい(かまた・れい)
仲人・ライター 。自らのお見合い経験や婚活取材での知識を生かして結婚相談所(『最短結婚ナビ』公式サイト:https://www.saitankekkon.jp)を主宰。仲人として活躍中。ライターとしては、20代の頃から雑誌や書籍の執筆を続けている。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメンタリーなど。婚活で知り合った夫と36歳の時に結婚し、双子の女の子の母でもある。

  • 2/22 13:00
  • サイゾー

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