嵐・二宮「大変驚き」 主演映画「浅田家!」ワルシャワ国際最優秀アジア賞

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 第36回ワルシャワ国際映画祭の授賞式がポーランド・ワルシャワで17日午後(日本時間同日夜)から開かれ、嵐の二宮和也(37)が主演した「浅田家!」(公開中)が、邦画作品では初めて最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)を獲得した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で現地入りはかなわなかったが、吉報を受けた二宮と中野量太監督(47)は喜びの声を上げた。

 二宮は「朝起きて、『最優秀アジア賞を受賞しました』という知らせが深夜に来ていたことを知り、大変驚きました」と声を弾ませ、「人から人へ気持ちが伝わったことがうれしい。こういった映画祭があるからこそ、世界の人に観ていただく機会があり、世界中にある“家族というものの一つの形”を感じていただくことができたのかなと思います」と感慨を口にした。

 映画は、写真家・浅田政志氏(41)がさまざまにコスプレした自身と家族の姿を収めた写真集「浅田家」、東日本大震災で泥だらけになった写真を洗浄するボランティア活動など、実話をベースに家族の絆や写真の持つ力を描いている。

 最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)は35カ国の映画評論家が選考し、28カ国、44の映画祭で授与する賞。今年のワルシャワでは12本のアジア映画が対象となっていた。

 ある審査委員は、受賞理由を「現在の混沌(こんとん)とした時代にこそ必要とされる希望に満ちた、非常に感動で楽しい作品でした。誰もが大きな心を持ち、純粋な夢を決して諦めない、ユニークなある家族の悲しみと喜びの描写が素晴らしく」と説明した。

 世界中がコロナ禍にあえぐ今、普遍的な家族愛が、言葉の壁や国境を越えて人々の心を揺さぶった。中野監督は「この映画は家族の話なので、世界共通だと思いました。東日本大震災の中で苦難にぶつかっても、希望を見つけて乗り越え、前に進むという話なので、世界の方々にも理解をしていただけたんだと思います」と、喜びをかみ締めた。

 今後も、21日に開幕する第25回釜山国際映画祭のオープンシネマ部門での上映が控える。「浅田家!」の物語は、次々に世界へと広がっていく。

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  • 10/19 5:00
  • デイリースポーツ

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