耳を疑う「抹殺するぞ」のセリフ 僕を恫喝した政治家たちの共通点 みんな『上級国民』だった

写真はイメージです。

「上級国民」という言葉が定着したと言って良いでしょう。

本サイトで数人の現役国会議員たちから恫喝された記事を掲載してきました。それも閣僚経験者たちでした。
記事に対する抗議な訳ですが、こういった感じでした。「書いた奴を呼んで来い!」「それでもジャーナリストか!」と結構な勢いで怒鳴られました。

最悪なのは「君を抹殺するぞ」でした。議員会館に呼ばれ、記事の説明に行ったのですが、説明しているうち激昂が頂点に達したのか前記のように「抹殺するぞ」と怒鳴られました。

参考記事:僕を恫喝した菅内閣のある大臣 「書いた奴を連れて来なさい!」 電話口で怒声が響き渡った | TABLO

僕は携わっていた雑誌の性格上、芸能事務所からの抗議はもちろん、ヤクザから「殺すぞ」とか、右翼から「街宣車回すぞ」、同和団体を名乗る人物から「首を斬って玄関につるすぞ」といった事を言われてきました。が、ビビりながらも、属性から「こういった事を言うのだろうな」と思ってきました。何せ、皆アウトローですから。

が、アウトローとは一見真逆の立場にある(と思われる)、国会議員が「抹殺する」と言うとは頭の中にありませんでしたから、思わず「先生、今、何と(おっしゃいましたか)」と尋ねました。すると「だから抹殺すると言っているんだよ!」とご丁寧にも念を押してくれました。

その後、記事に前述したように何度か電話でやり取りして、その度に怒鳴られるのですが「この人って大臣経験者だよな」と思いながら騒動が収まった後、改めてこの議員(今も現職です)の職歴を探ってみました。東京大学を卒業後、国家公務員一種に合格。その後政界に進出。大臣にまで出世しました。

「こうやって官僚時代も部下に怒鳴っていたのかな」と想像しながら、過去に恫喝してきた国会議員の経歴も見てみると(見なくても分かるほど有名な経歴でしたが)、彼らも東京大学卒業後、国家公務員試験一種合格後、官庁に就職。その後、国会議員になりました。

これだけ見れば、彼らの共通点が見いだされると思いますが、いわゆる「上級国民」と言われている人物です。

最近、官僚がメディアなどから責められています。「政権に忖度して可哀そう」というような論調も見られるようです。もちろん森友学園スキャンダルで自死された財務省職員の方などは、本当に、本当に、お気の毒です。そういう最悪な結果を招いたのは恫喝したかどうかは分かりませんが、上級国民と言われている上司の官僚なのではないでしょうか。

関連記事:森友事件の嘘を明るみにした「遺書」 世間に発表した元NHK記者が“ある団体”に狙われているという怪情報 | TABLO

菅政権になってから日本学術会議問題で、内閣府が野党から責められています。が、与党自民党からも官僚批判は聞かれます。「官僚出身の政治家は心がない」。ある永田町関係者は僕にささやきました。

上級国民とはネットから出てきた言葉ですから、定義が明確にされていません。ともあれ、恫喝してきた政治家・上級国民には心がないのでは、と僕は警戒しています。(文◎久田将義)

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