宝くじで200億円超当選した男性 8年間で53億円を使い死去も地域に多大な貢献(スコットランド)

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スコットランド、グラスゴー郊外のラーグスに暮らしていたコリン・ウィアさんと妻のクリスティーンさん(Christine)が宝くじ「ユーロミリオンズ」に当選したのは2011年のことだった。コリンさんは当時64歳ですでにテレビカメラマンの仕事を退職しており、55歳だったクリスティーンさんも3年前に看護師の仕事を辞めていた。当選金額1億6100万ポンド(216億6600万円)は当時の欧州での史上最高額で、夫妻は『Sunday Times』の英国長者番付に名を連ねた。

『News Colony』によると、夫妻は当選が決まると暮らしていた22万ポンド(約3000万円)の家を隣の3世代で暮らす若い女性に無償譲渡し、85万ポンド(約1億1400万円)の家に移り住んだ。また娘カーリーさん(Carly、32)と息子ジェイミーさん(Jamie、30)には家や車、コリンさんのきょうだい5人には土地を、友人5人には23万ポンド(約3100万円)の家をそれぞれに購入した。

高額当選者になると良くも悪くも人生が変わると言われ、ドラッグや酒、パーティ三昧の生活で身を滅ぼすケースもあるが、夫妻は昨年夏に38年間の結婚生活にピリオドを打ち、コリンさんは逝去するまでの8年間で約53億8千万円、1週間に換算すると約1300万円を使い切ったという。

ただコリンさんが大切にしたのは「意義ある投資や支援」で、不動産や株への投資、地元サッカーチームやスポーツセンター、老人ホームなどに多額の資金援助、慈善団体の設立やサポートなども行った。またがんで脚を失ったイギリスの13歳少年に義肢を送ったり、地元の15歳の少年をスペインのテニスアカデミーに送り出すためのスポンサーになるなど活動は多岐に及んだ。

そのなかでもコリンさんが特に贔屓にしていたのがグラスゴーに本拠地を置くサッカークラブ「パーティック・シッスル(Partick Thistle)」で、クラブ発展や若手の育成のための支援を続け、スタジアムの一部には彼の名前が付けられた。また亡くなる1か月前には「後々サポーターに貢献できれば」とサッカークラブの55%の株を購入した。

そんなコリンさんが最期に過ごしたのは、スコットランド南西部の海沿いの街エアにある5寝室の一軒家だった。110万ポンド(約1億4800万円)で購入したこの豪邸には、推定1万ポンド(約135万円)のベントレー・アルナージ、28250ポンド(約380万円)ジャガーFペース、24000ポンド(約323万円)と35000ポンド(約470万円)のメルセデス・ベンツが遺されていたという。また自宅のほかも複数の不動産を持ち、大手企業への株式投資で資金を賢く運用。2011年にクリスティーンさんと85万ポンド(約1億1400万円)で購入した家は、2016年に140万ポンド(約1億9000万円)で売却していたようだ。

しかしどれだけお金があっても病には勝てず昨年12月、短期間で急激に腎機能が低下する急性腎障害を発症し、敗血症でこの世を去った。クリスティーンさんとシェアした取り分のうち、残ったコリンさんの遺産約4081万ポンド(約41億円)は現在、一任信託で管理、運用されており、今後も子供たちや孫、チャリティ団体などに資金を提供していくそうだ。

ちなみにコリンさんが大金を手にしたのは64歳だが、2003年に16歳3か月で180万ポンド(2億3000万円)の宝くじに当選した女性の生活は荒れ狂い、「私の人生は狂ってしまった。宝くじの対象年齢を18歳に引き上げるべきだ」と訴えていた。

画像は『Mirror 2020年9月21日付「EuroMillions winner blew £40m of lottery jackpot in eight years before his death」(Image: SWNS.COM)』『News Colony 2020年9月19日付「Tragic Lotto winner Colin Weir’s spending spree of £40million is laid out in his will」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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この記事のみんなのコメント

2
  • まる☆

    9/30 12:38

    うらやましい~

  • いち(

    9/29 19:33

    60代で200億手にして、一億の家を建て、離婚して一人で別の家を建て一人で5台も車を持つ。意味分からんな、そうなるんかな?いきなり想像も出来ん大金を手にしたら・・。

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