佐藤健『るろうに剣心』も救った?国民的大女優「伊勢谷発言」の衝撃

拡大画像を見る

 佐藤健(31)主演で、21年GWに前後編で公開予定の映画『るろうに剣心 最終章』に、またしても暗雲が立ち込めている。

『るろ剣最終章』は今年7、8月に公開予定だったのが、コロナ禍で来年のGWに延期となっていて、8月20日に、大友啓史監督がツイッターで完成と初号試写会を報じた矢先に、とんでもないニュースが飛び込んできた。

「『るろ剣最終章』に、四乃森蒼紫(しのもり・あおし)役で出演した伊勢谷友介(44)が、9月8日に大麻を所持したとして大麻取締法違反の疑いで緊急逮捕されたんです。乾燥大麻7・8グラムを所持していたうえ、自宅からは20・3グラムもの乾燥大麻が発見されており、さらなる余罪の可能性も追及されています」(女性誌記者)

 ファンにとっては天国から地獄へ叩き落された気分だったろう。完成が報じられた矢先に、メイン出演者の不祥事。「代役で撮り直し」ならまだいいが、「出演者が問題を起こしたので、作品自体がお蔵入り」という最悪のケースも十分にあり得る。

■公開延期やお蔵入りの危機も

「お蔵入りにならずとも、ドラマでは、20年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』に出演予定で10話まで撮影済みだった沢尻エリカ(34)が麻薬取締法違反で有罪判決が下され、全シーンを代役の川口春奈(25)で撮り直す事態になりました。

 また、電気グルーヴのピエール瀧(53)は、19年3月にコカインを使用していたことが発覚し、その後実刑判決。瀧含めて実在の俳優の顔を精巧に再現したPS4『JUDGE EYES:死神の遺言』というゲームに出演していたんですが、販売自粛を経て、現在は瀧の顔を架空の人物に差し替えた新バージョンを販売する措置をとっていて、オリジナル版は生産中止となりました」(前同)

 最悪のパターンとして、19年2月1日に強制性交容疑で新井浩文(41)が逮捕された結果、新井の主演映画『善悪の屑』は、同年2月8日に正式に公開停止との判断を配給会社が下したこともあった。

「過去のコンテンツについてもNHKは特に厳しく、有料動画サービス『NHKオンデマンド』は9日、伊勢谷容疑者が出演した09年のドラマ『白洲次郎』、10年の大河ドラマ『龍馬伝』、16年のNHKスペシャル『被曝の森~原発事故5年目の記録』の新規配信を停止しています」(専門誌記者)

■流れを変えたのは東映と国民的女優のあの人

『るろ剣』はどうなってしまうのか……。そんな絶望的な状況だったが、国民的女優吉永小百合(75)と東映の迷いのない決断により、事態は好転しそうだという。

「伊勢谷は、21年公開予定の吉永主演映画映画『いのちの停車場』にも出演していた。伊勢谷の逮捕からわずか3日後の9月11日に撮影現場会見が開かれたんですが、そこで吉永は“こういうことを乗り越えて、また撮影の現場に帰ってきて欲しいという風に、いま思っています”と、伊勢谷をフォローする発言をしただけでなく、東映の手塚治新代表取締役社長が、代役など使わずにノーカットで公開することを発表したんです」(映画ライター)

 手塚社長は会見で

「制作チームと各企業との間で何度か相談を続けました。東映といたしまして、同俳優のシーンはカットせずに映画を公開することとしました」

「映画は有料で鑑賞していただくクローズドなメディア。テレビなどとは少し違うと考えております。作品と個人は別のもの。作品を守る判断をさせていただきました」

 と説明。伊勢谷の逮捕からわずか3日というスピーディな東映の対応と、コメントを避けようと思えば避けられる立場である吉永が、あえて伊勢谷についてハッキリとコメントしたことで、流れが少しずつ変わり始めているというのだ。

■『るろ剣』以外の映画が予定通り公開決定

「伊勢谷は来年公開の『るろ剣』と『いのちの停留場』だけでなく、今年10月30日公開の『とんかつDJアゲ太郎』と11月6日公開の『十二単衣を着た悪魔』にも出演していました。どちらも原作付きの作品で、やはりファンは心配していたんですが、どちらも公開延期せず、そのまま予定通りに上映することが決まったんですよ」(前同)

『十二単衣を着た悪魔』の制作会社である『キノフィルムズ』は9月14日、映画公式サイトに、

《関係各所と協議を重ねて参りましたが、「個人が起こした事件と作品は別である」という観点から、予定通り11月6日(金)より公開させて頂く運びとなりました。

 また、公開に際しましては、作品の描く世界観やテーマなど当作品の本質を守るために、本編の再編集は行わず、そのまま上映をさせて頂く事に致しました。》

《勿論、上記決定に対しましては様々なご意見もあるかとは存じますが、公開までの期間、映画のプロモーションに際しては、細心の注意を払って参ります》

 と、メッセージを掲載している。

■『るろ剣』はどうなるか

『とんかつDJアゲ太郎』も9月16日に映画公式ツイッターで、

《【お知らせ】本作出演の伊勢谷友介氏の逮捕・送検を受け、製作委員会で協議を重ねた結果、再撮影・再編集は行わず、予定通り10月30日(金)に公開することといたしました。引き続き応援頂けますと幸いです。》

 と、方針をつづっていた。

「気づいてみれば、『るろ剣』以外の伊勢谷が出演する映画作品はすべて“当初の予定通り公開する”と明言している。この流れで行けば、『るろ剣』も問題なく公開できるでしょう。今回の報道を受けて、“るろうに剣心もいけるかもですね”“るろうに剣心あるかもしれない!!希望光!!!!”と、前向きなコメントもSNSでは増え始めています」(前出の映画ライター)

 国民的大女優の吉永小百合。その一言が歴史を変えたのかもしれないーー。

関連リンク

  • 9/17 7:22
  • 日刊大衆

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます