「世帯年収2000万円」超の人々はリッチだが意外に生活は質素!「服はメルカリ、外食はすき家」(1)

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お金持ちって、どんな生活をしているのだろうか?

たとえば、世帯の年収が2000万円を超える人々が住んでいる家、クルマ、貯金の額、趣味、どこに旅行に行くのだろうか......とか。

そんなリッチな人々が、お互いに情報を交換しているサイトがある。そこをのぞいて浮かびあがるリアルな姿とは――。

外食は株主優待やクラウドファンディング、穴の開いた靴

まず、世帯年収が2000万円を超える人は、どのくらいいるのか――。厚生労働省の「平成30年度(2017年度)国民生活基礎調査の概況」によると、2017年度の全国の平均世帯年収は551.6万円。そのうち年収が2000万円を超えている世帯は全体の1.3%だった。

国税庁の平成28年度(2015年度)の民間給与実態調査によると、世帯収入ではなく個人所得だが、2000万円を超える収入を得ている人は全体の0.4%しかいない。

個人所得の平均が全国一の東京都に限ると、統計上の世帯年収の上限は「1500万円以上」だが、共働き率が高いこともあり、1500万円以上の世帯がなんと4.9%を占める(2017年度東京都福祉保健基礎調査「東京の子供と家庭」より)。東京都では20世帯のうち1世帯が1500万円以上ということになる。

さて、「世帯年収が2000万円以上の生活」とはどんなものかという情報交換が行われているのは、マンション購入検討者を応援する口コミ掲示板サイトの「マンションコミュニティ」だ。「世帯年収2000万円から4000万円の生活感」という投稿をきっかけに、「世帯年収2000万円以上」という人たちに自分の生活ぶりを公開する投稿が2020年8月中旬現在、800件近く寄せられている。

最初にスレッドを立てた投稿の内容は、

「おととし役員手当がついたため、世帯年収が初めて4000万円になりました。贅沢はできないけれど、ほどほどに楽はできる年収だと思っていますが、実際はどうなのでしょう? 税込み年収2000万円から4000万円の方の、実体験の生活感を差し支えない範囲でお聞かせ願えれば幸いです。生活感スレッドですので学歴ネタは却下です。また2000万円未満、4000万円を超える方の書き込みはご遠慮ください」

というものだった。

これに対して、夫と妻の年齢・年収・職業・子どもの数・住居・貯蓄額・車...そして生活感を書き込んだ投稿が相次いだ。たとえば、こんな具合で、意外に年収の割には質素な生活をしている人が多い。

「年収3600万円。夫(会社経営・33歳)役員報酬2400万円、妻(33歳・専業主婦だが節税対策として役員報酬)1200万円。子ども8歳・5歳。中古マンション(現金2500万円で購入)。貯蓄1億8000万円。車ノア(中古200万円)。生活感:夫婦ともお金を使うタイプではなく、豪邸に住みたい、高級車に乗りたいという欲もなし。独立前の年収1000万円当時から生活レベルは変わらない。旅行は海外旅行に年2回、国内年4回ほど行くが、会社経費を使って貯まるマイルやポイントを使うので出費はあまりなし。節約しているつもりはないが、さすがにお金は貯まっていく」
「年収:夫(IT系自営・40歳)2000万円、妻(会社員・41歳)600万円。資産1億円。家賃一戸建て賃貸5万8000円。車400cc中型バイク、電動キックボード(原付1種)2台。生活感:食事は基本自炊。外食は株主優待やクラウドファンディング。夫は学生時代の服をまだ着用。靴に穴が開いても平気。妻も服をメルカリで月に3、4品購入。お互い貧乏性で、年収300万円の頃とまったく変わらず。乗用車は恐れ多くて買おうという気にならない。その割に株は100万円~200万円程度ならサクッと買っちゃう。夫は、家賃も10万円以上になると、『石油王の生活だよ」が口癖。クーポンや割引券、ポイントを駆使しまくる。スマホには全ての決済アプリが入っており、ポイント有効期限もバッチリ管理。趣味はゲームPS4。旅行は2年に1回の海外旅行(20万円くらい)。1年に1回のバイク旅行(10万円くらい)。読書は漫画」

車なし。タクシーの方が気楽。コツコツ貯めて貯金4億円

「年収:夫(外資系IT・40代)1600万円、妻(外資系IT・40代)2050万円、夫婦別会社勤務。子ども 1人(小学低学年)。注文住宅(1億2000万円)貯蓄: 夫1200万円、妻7500万円。車:外国車SUV、と軽自動車。生活感:夫婦ともグルメでないので、週に1、2度ラーメン屋、ファミレス、近所の串カツ田中など。妻の仕事が忙しく国内外出張も多いため、週に2度ほどタスカジ(編集部注:家事代行マッチングサービス)に来てもらい数日分のおかずを作り置き(1回1万円弱)。旅行は年に1度国内か海外、エコノミークラス利用。コスパ重視。妻は多い時でバッグや仕事用スーツに月50万円使う時あり。普段着はユニクロなど。コロナで夫婦共に在宅勤務となり、夫婦それぞれ書斎が必要となり、現住居を売却して広めの土地に新築しようかと検討中」

こういう質素な人たちは、当然ながら貯金がバンバンたまっていく。こんなふうにだ。

「世帯年収:3000万円。50代夫婦2人(ともに専門職)子ども独立。都心マンション1.5億円(全額現金購入)。車なし。タクシーのほうが気楽。貯蓄コツコツ貯めて4億円強。生活感:実家は代々の土地に賃貸マンションだが、子どもの頃から派手な生活を慎むよう教育される。上には上がいるから前を見て進めばよいと。20代の頃から倹約。目立ちたくないので普段は年収700万円程度の人と同じ生活、必要があれば高いランクのものを選んで購入する程度」
「世帯年収3300万円:夫(会社経営・33歳)役員報酬2500万円、妻(35歳・会社員)800万円、子どもなし。賃貸20万円。貯蓄(株、国債含)1億3000万円(法人資産6500万円・夫個人資産2500万円・妻資産4000万円)。生活感:夫の仕事はプログラミング関係、月200~300万円の不労所得があるので毎日暇している。毎日妻を会社まで車で送り、夫が御飯作ったり、洗濯物したり、主夫している。貯金は月100万円~150万円できる。趣味はジムに行くくらい。車、時計、女遊び、家に興味がないのでお金がどんどんたまる」

(福田和郎)

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