中国からの“謎の種”を植えてしまった男性「狂ったように成長しだした」(米)

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アメリカでは既に30以上の州の住民に“中国郵政(China Post)”と表記されたラベルで「謎の種」が届いており、米国農務省(USDA)などでは「決して植えずに諸機関に連絡するように」と訴えている。

ところが米アーカンソー州ブーンヴィルに住むドイル・クレンショーさん(Doyle Crenshaw)は、注意喚起が出る前に種を植えてしまい2か月が経っていた。彼は「謎の種」について次のように語った。

「私達家族はこの種が何なのか興味があって、蒔いてみたんです。2週間おきに成長を見に来ていたんですが奇跡的に芽が出て、狂ったように成長しだしたんですよ。」

「パッケージは中国から来た物のようで、ラベルには“ピアス(studded earrings)”って書いてあったんですよ。まあ、ちょっと奇妙だとは思ったんですけどね…。」

ドイルさんが植えた「謎の種」はぐんぐんと育ち、オレンジ色の花を咲かせて白い瓜のような実をつけていた。同州農務省のスコット・ブレイさん(Scott Bray)は、ドイルさんが植えた種が実際に何の植物なのか判明しないため大きな懸念があるとして次のように警告している。

「これらの種は外来種の雑草、害虫などを国内に侵入させる可能性があり、作物や植物などに悪影響を及ぼす懸念があります。」

そして同州農務省では、ドイルさんの植えた植物を研究のために全て取り除いたとのことだ。ちなみに『KUTV 2News』では、「謎の種」の目的は「“ブラッシング(brushing)”と呼ばれる詐欺では?」と主張する米国商事改善協会(Better Business Bureau)ユタ州支部の支部長であるジェーン・ラップ氏(Jane Rupp)のインタビューを掲載している。

ラップ氏によると、ブラッシング詐欺はオンライショップの販売業者が、顧客が頼んでもいない商品を送り、受取人を装って偽の高評価レビューを書き込むといった手法のようだ。高評価を得ることで、販売業者の評判が上がり、その後の注文につながる。しかしながら販売業者は顧客の名前や住所などの情報を探し出し、勝手に本人になりすましてアカウントを作成していることになり、言ってみれば個人情報が盗まれていることと同じなのである。

ラップ氏はこのブラッシング詐欺は顧客の銀行口座の情報や社会保険番号などの個人情報を盗む詐欺とは異なるとしているが、「謎の種を受け取った場合、念のため銀行口座やクレジットカードの使用状況などの確認が必要だろう」とも話している。

画像は『5newsonline.com 2020年8月3日付「Booneville man plants mysterious seeds from China being sent across the U.S.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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  • 8/5 15:45
  • Techinsight japan

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この記事のみんなのコメント

10
  • しよく

    8/6 20:12

    この植物の種は基本的に野菜系で、中国の郵便局のラベルは偽装で剥がすと下からベトナムの郵便ラベルが出てくるそうだ。 本当にレビュー目的なら普通の種なのかもしれんが、植えるのは勿論、捨てたり燃やしたりもせず植物検疫所に連絡して指示を仰いだ方が良いわな。

  • 或いは、過去に清が西欧に持ち込まれた薬物のアヘンを利用するなどして侵略され!香港やマカオを奪われた意趣返しに!「新たな種の薬物の種」を送って環境や人心も荒廃させようとする目論みが無いと言い切れるか?、万一そうなってからでは厄介だよ!※※

  • 中国では植物に宇宙線を当てたり!、遺伝子操作!や危険な実験を当たり前にやってる!、そこから生まれたどんな驚異的な性質の種か不明なのに!、「生物的戦略兵器」の恐れを想定するのは何ら大袈裟では無いよ!?※※

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