坂上忍、『シンソウ』終了に続き『DTなう』からも「不要!!」のワケ

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 俳優でタレントの坂上忍(53)がMCを務めるフジテレビ系『直撃!シンソウ坂上』(木曜21時~)が9月いっぱいで終了し、10月からはお笑いコンビ・千鳥の冠番組『千鳥のクセがスゴいネタGP』がレギュラー放送されることが明らかになった。

『シンソウ坂上』は、29年にわたって続いた『とんねるずのみなさんのおかげです』、『とんねるずのみなさんのおかげでした』の後番組として、2018年4月にスタート。人気芸能人のプライベートやかつて活躍した芸能人の今を追う番組だ。

 2019年5月に放送された、マレーシアに移住したGACKT(47)に迫った回は、世帯視聴率13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。多くの番組が視聴率低迷にあえぐフジテレビにあって、世帯視聴率2桁台を獲得する番組として好調を維持してきた。

「8月3日のスポーツ報知では、『シンソウ坂上』が終了する理由を“坂上の負担を減らす目的もある”と報じています。たしかに、10月からは『バイキング』の放送枠が1時間延長することが決まっているほか、坂上さんは『坂上どうぶつ王国』にも出演していますからね。

 ただ、それよりもフジテレビの方針転換によるところが大きいのではないでしょうか。たしかに『シンソウ坂上』の世帯視聴率は悪くないのですが、若者の個人視聴率となるとかなり厳しい数字なんです」(制作会社関係者)

■方針転換で求められていない存在に……

 フジテレビの遠藤龍之介社長は、5月29日に「フジテレビでは4月より『13歳~49歳の男女(弊社ではキー特性と呼びます)』の視聴率をより重視していく方針で臨んでおります」とコメントを発表している。

「日本テレビでは10年以上前から、広告スポンサーがCMを入れてくれる10~50代までを対象にした番組作りを積極的に行ってきました。フジテレビもここにきて若年層をターゲットにした番組しか作らないという方針に転換。

 扱う人物やネタは多少違いますが、『シンソウ坂上』はTBSの『爆報!THEフライデー』と近い内容です。同番組とも今は特に旬でない人を取り上げる、このような番組は高齢者がメイン視聴者層で、若者は見ない。かつては高い視聴率を取った『爆報!THEフライデー』も現在はかなり厳しい状態で、ほどなく打ち切りとなり、MCの爆笑問題を残して、新企画になるともっぱらです。

 坂上さんもその毒舌キャラでブレイクしましたが、若者は“坂上さんだから”といってチャンネルを合わせるわけではありません。“過激なみのもんた”のような感じで、シニア層にウケていたんです。フジテレビ上層部が“キー特性”を重視すると判断した今、厳しい言い方になるかもしれませんが、坂上さんは局に求められていない存在になりつつあると言えそうです」(前出の制作会社関係者)

■『27時間テレビ』も坂上メインだった

 フジテレビ上層部は『バイキング』で安倍政権批判を繰り返す坂上をはじめ、元宮崎県知事の東国原英夫氏(62)や元経済産業省官僚の岸博幸氏(57)らの行き過ぎた発言を問題視していたと言われている。

「10月にリニューアルする『バイキング』では、バランス感覚に優れた伊藤利尋アナウンサー(48)を起用して、過激な発言とのバランスを取るように計らうと聞こえてきています。『バイキング』とともに、フジテレビの番組では『坂上どうぶつ王国』も生き残ります」(民放キー局ディレクター)

 2018年10月からレギュラー放送が始まった『坂上どうぶつ王国』は、坂上が自ら千葉県に4500坪の土地を購入し、人間と動物との触れ合いをテーマにした番組だ。

「坂上さんが自腹で土地を購入し、番組作りをしているため、フジテレビも簡単に打ち切ることはできないんでしょう。加えて、坂上さんは編成上層部にも食い込んでいた。

 新型コロナウイルスの影響で、今年の『FNS27時間テレビ』の放送は中止となりましたが、もし放送することになっていれば『坂上どうぶつ王国』がメインコンテンツになる予定で、一部では“坂上でいくぞ”という声もあった。

 ところが、コロナの影響で『27時間』も中止になって、広告収入も激減。方針転換が行われ、坂上さんへの評価も180度変わってしまったといいます」(前同)

■「坂上が出ていると見ない」

 10月以降、フジテレビでの坂上のレギュラー番組は、『バイキング』、『坂上どうぶつ王国』、『ダウンタウンなう』の3本ということになる。

 しかし、『シンソウ坂上』の終了が発表され、ネット上では「ダウンタウンとの共演も坂上のコメントやリアクションにはジョークとしては受け入れられない攻撃的な威圧感を感じることがある」「冠番組は見ないからいいけど、ダウンタウンなうからは外してほしい。あの番組で坂上がいてよかったと思ったことはない」と、『ダウンタウンなう』にも坂上は必要ないという声も上がってしまっているのだ。

「たしかに、『ダウンタウンなう』でも坂上については威圧的だったり、ハラスメントとも受け取られかねないような発言がたびたびありますからね」(芸能記者)

 2019年12月13日放送の『ダウンタウンなう』では、坂上の夏菜(31)に対する発言が、一部で批判を浴びてしまった。

 坂上は、「夏菜さんは(共演者の)芸能人をパクパク食べているから」と発言。これに夏菜は「ドラマとかやっていると、一緒にいる時間が長いから。電話番号を交換する時間もいくらでもあるから」と、否定することなく、坂上の発言に上手く“乗っかって”返したのだ。

■「訴えられる」レベルのハラスメント発言?

「『ダウンタウンなう』をはいじめ、『かみひとえ』(テレビ朝日系)など、バラエティ番組慣れしている夏菜だから上手く返すことができたわけですが、相手が違えば、今の時代、大惨事になる可能性がある“ハラスメント発言”といえるでしょう。

 当時、ネットでも“こんなん訴えていいレベルだろ。本当に不快”、“普通に坂上の発言は性的ハラスメントだろ”といった声が上がっていました。

『シンソウ坂上』もそうですが、毒舌や視聴者目線の激しい物言いで今の地位を確立した坂上ですが、今まさに時代に合わせた変化が求められているのかもしれないですね」(前出の芸能記者)

『シンソウ坂上』に続き、『ダウンタウンなう』からも、“坂上が消える”ということにならなければいいのだが――。

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  • 8/5 7:00
  • 日刊大衆

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