クラウドファンディングで先行販売! 『沢の鶴』の新コンセプトの日本酒を飲んでみた

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「沢の鶴」といえば、兵庫県神戸市の灘で300年以上の歴史を持つ伝統的な酒蔵です。そんな沢の鶴から、「100人の利酒師」と「たまには酔いたい夜もある」という個性的なネーミングの日本酒が発売されます。

 いずれも3月3日よりクラウドファンディングによる先行予約販売を開始しており、一般発売は9月を予定。クラウドファンディングで予約した人にも4月下旬にしか届かない新しい日本酒を、ひと足お先にいただいてきました。老舗ならではの技術とデザインの力が融合した日本酒とは、一体どんな味わいなのでしょうか?

社内の利酒師達が好む日本酒を追求

 今回のプロジェクトは、さまざまなメーカーやクリエーターとのコラボにより商品事業開発を行うTRINUS(トリナス)と沢の鶴による共同プロジェクトにより誕生しました。コンセプト設計からデザイン開発までに半年以上をかけて準備したと聞き、飲む前から期待値が上がります。

 最初に試飲したのは、「100人の利酒師」です。沢の鶴には100人以上の利酒師がおり、ひとつのメーカーにこれだけの利酒師がいるのはほかに類を見ないそう。そんな同社の100人の利酒師達に彼ら自身が飲みたい日本酒をヒアリングして生まれたのがこのお酒です。

 目の細かいフィルターで濾過する「限外濾過技術」によって、火入れを行わない「生酒」の状態でも酒質が変化しないよう工夫されているのが特徴。搾りたての日本酒のおいしさを詰め込んだ日本酒となっています。

 アルコール度数は18.5%と、しっかりアルコール感を感じる味わいです。米本来の旨みや香りが全面に出ているので、ハンバーグなど旨みの強い料理によく合います。アルコール度数が高い分、氷を加えてでゆっくり飲むといった楽しみ方がこれからの季節には良さそうです。日本酒好きが集まるホームパーティーでの手土産にもってこいな印象を受けました。

日本酒ビギナー向けの新商品が登場

 続いて試飲したのは、「たまには酔いたい夜もある」、通称「たま酔い」というイマドキなネーミングの日本酒。こちらは通常の純米酒に比べて2倍の麹を使って甘みを出したり、星空をデザインしたパッケージを採用したりと、普段日本酒を飲まない人へのアプローチを意識したお酒となっています。

 この日本酒、そのまま飲むとお米の甘みや旨みが強めで華やかな雰囲気のあるお酒なのですが、ほかの飲み物で割って飲むこともおすすめされているんです! 1対1を目安に割るといいそうで、紅茶、無糖のレモン炭酸飲料、カルピスなどの乳酸菌飲料、オレンジジュースといった割材に合うのだとか。

 もともと日本酒が好きな人はそのままで飲むといいですし、普段あまり日本酒を飲んだことがない人や「今日は強いお酒は飲めないな」という日には、何かで割って飲むという別の楽しみ方ができます。合わせるおつまみはさつまいもなど少し甘みのある食材を使った料理や、ポッキーなど甘めのスナック菓子でもOK。

「100人の利酒師」はすでにプロジェクトを達成済み。「たまには酔いたい夜もある」もまだ支援学には達していないものの、おそらく達成するでしょう。せっかくのオシャレなデザインなので、誰かと一緒に飲むときに「こんなのあるんだよ」と話をしながら飲むのにぴったりなお酒です!

●DATA

100人の利酒師

https://trinus.jp/developments/26?topic=82

●著者プロフィール

今西絢美

編集プロダクション「ゴーズ」所属。デジタル製品やアプリなどIT関係の記事を執筆するかたわら、“おいしいものナビゲーター”として食にまつわる記事も執筆中。旅先でその土地ならではのローカルフードを探すのが好きで、利酒師とフードツーリズムマイスターの資格も持つ。

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