頭に尻尾が生えた迷い犬「見た目が違ってもいい」「将来はセラピー犬に」(米)

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米ミズーリ州ケープジラードを拠点に犬の保護活動を行なっている団体「Mac’s Mission」が保護した子犬が人々の心を虜にしている。この子犬は凍えるような寒さの中、もう1頭の成犬と一緒に路上をさまよい歩いているところを同団体に保護された。ダックスフントとワイアー・フォックス・テリアのミックスと見られる子犬は、少し変わった姿をしていた。

子犬はお尻に尻尾があるが、なんと頭にも第二の尻尾がついていたのだ。それは角のようにも見えるため、頭に角を持つ鯨のイッカクにちなんで、名前を“ナーワル(Narwhal)”と名付けられた。保護された当時ナーワルは凍傷により足を少し負傷していたが、その他は特に健康上問題が無いように見えた。

しかしながら同団体は、ナーワルの第二の尻尾を診断してもらうため「ケープ・スモール・アニマル・クリニック(Cape Small Animal Clinic)」を訪れた。そこでナーワルの健康チェックをしたブライアン・ヒューリング医師(Brian Heuring)は「現状、尻尾は特に健康を害することもないため、切除する必要がない」と話したという。

またこの尻尾は内部に骨や神経が通っておらず、ナーワルはこの小さな尾を自分の意思で動かすことはできないようだ。同団体のダワンナ・デセル氏(Dajuanna Decelle)は、ナーワルの他の犬とは異なる尻尾についてそんなに悪いものではないとし、「病気などで他と見た目が異なることを気にする子供達に『見た目が違ってもいいんだ』ということを教えるセラピードッグとして育てることも考えています」と明かした。

さらに「将来この尾が健康に問題をきたすようなことがあれば、すぐにでも取り除くつもりだ」とも話している。同団体のFacebookページ「Mac the pitbull」には、ナーワルの愛くるしい動画や写真が投稿されているが、この小さな尻尾をもつ子犬に心奪われた人が大勢いたようだ。

「私はこの子の尻尾が可愛くて好きなの。健康に問題がないなら、その尻尾はそのままにして!」
「一目惚れしちゃったわ。ぜひフロリダに来て欲しい」
「この子に一目惚れして、思わずたくさんの寄付をしちゃった。是非うちの子として引き取りたい」
「多くの人が、この子犬を愛することに幸せを感じるわ」

多くの人がナーワルを家族に迎えたいと申し出ているようだが、同団体では新しい家族の募集はしておらず、しばらくはナーワルの成長とともに頭の尻尾が本当に健康上問題が無いか様子を見る予定だという。

画像は『Mac the pitbull 2019年11月12日付Facebook「It’s me Narwhal!! I don’t understand what viral is but my foster mama said my story being viral helps ALL our special needs dogs here at the Mission.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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  • 11/16 7:50
  • Techinsight japan

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この記事のみんなのコメント

9
  • 陸耳!?

    11/16 20:22

    この「尻尾」は嬉しい時は「フリフリ」するのだろうか?

  • L.F.B

    11/16 20:14

    特別可愛くはない‥ 他の子と同じ様に、大事にすれば良いだけ。 当人(犬)も「何か皆と違うかも」と感じ取っているかもしれないが、周りが可愛がって普通に接していれば、忘れる。 人が介入する場合特にそうだが(人間の責任になるが)、周りが当人(犬)を決める。 人間も全くそうで、環境が個人の人生を左右する。 土地が問題の事は大いに有るし、逆に接する相手(家族から)により、それが全く無関係になる場合も。

  • 多分お腹の中で一緒に産まれてくるはずだった兄弟の一匹が、ナーワルくんに取り込まれ、額の尻尾になったのだと考えられます。 人間でもたまに起こる奇形、かつての見せ物のスターになっている古い写真が検索すれば出てくるので、問題が無ければそのままの姿でいいと思います。

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