ハイキング中に疲れ果てた体重86キロの犬 救助隊の担架で下山(米)

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今月13日、米ユタ州ソルトレイク郡のグランジャー・ピークの山へ、大型犬で3歳のマスティフの雄“フロイド”が飼い主と一緒にハイキングに出掛けた。ところが下山途中で飼い主とフロイドは道に迷って、ハイキングコースをはずれてしまった。

幸いハイキングコースに戻ることはできたものの、その頃にフロイドはすっかり疲れ果ててしまい、歩くことができずその場所から動けなくなっていた。フロイドは体重190ポンド(約86キロ)もあり、飼い主がフロイドを抱えて下山することは無理だと思われた。

この時フロイドの飼い主は、このまま置いていく気など全くなく山で一晩ともに過ごす覚悟でいたという。ところが同日午後6時半頃、この状況を目にした他のハイカーが警察に連絡をしてくれたおかげで、地元のレスキュー隊が救助に向かうこととなった。

この時点で気温は下りはじめ、肌寒くなっていた。フロイドと飼い主は山の麓から2マイル(約3.2キロ)ほど登った場所で待機しており、数人のレスキュー隊が彼らのところまで救助用の担架を持って向かった。現場に到着したレスキュー隊はフロイドを担架に乗せて5~6人がかりで運び、午後10時半頃には無事下山した。

救助の様子を捉えた動画が同レスキュー隊が所属する団体「Salt Lake County Sheriff’s Search and Rescue」のFacebookで公開されているが、フロイドはしっかりと担架に乗せられレスキュー隊によって安全に運ばれている。

これには多くの人から、たとえ犬であろうと救助に向かった隊員達に対してこのような称賛の声が寄せられた。

「なんて心温まる話なんだ。救助隊の皆さんは本当に素晴らしい仕事をしてくれました。」
「悲しいニュースが多い中で、救助隊の皆さんの、この温まるような出来事に感謝します。」

また今回通報を受け、救助の要請をしたグレーター・ソルトレイク統合警察署(Unified Police Department of Greater Salt Lake)の巡査長であるメロディ・グレイ氏(Melody Gray)は「今回救助にあたったチームは完全にボランティアで活動しています。それでも彼らは救助の相手が犬であると聞かされた時に全くためらう様子がありませんでした」と明かした。

同レスキューチームは30人以上のボランティアで構成されている団体で、1回あたり平均1万2000ドル(約130万円)はかかると言われる救助活動を無料で年間100回近く行っているという。その主な活動費は寄付で賄われている。なお救助されたフロイドは、その後適切な処置を受けて元気に回復しているとのことだ。

画像は『Salt Lake County Sheriff’s Search and Rescue 2019年10月14日付Facebook「Rescue #45 Grandeur Peak/ Millcreek Canyon」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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  • 10/16 21:00
  • Techinsight japan

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この記事のみんなのコメント

19
  • 86キロとは、随分デカイ犬だね、😨

  • 雪兎

    10/19 9:11

    犬を飼っているとわかると思うよ?普通の犬は山登りなんて無理(山岳救助犬は特殊な犬種で、さらに訓練クリアした犬)。足の構造で岩場を登れないし、下り坂がちょっと苦手。散歩は家の周囲を回る(縄張りを回る)だけで、遠距離を歩くようなものではない

  • 猫魔天狗

    10/19 8:51

    馬鹿の一言で済ませるのではなく、飼い主配慮不足です!平地での運動量と山岳部での運動量の違い配慮と言うか!思慮不足以外の何物でもない!

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