水中からプロポーズした男性、海面にたどり着けず死亡(タンザニア)

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死亡したのはルイジアナ州イーストバトンルージュ郡ザカリー在住のスティーブン・ウェーバー・ジュニアさん(Steven Weber Jr)で、同州バトン・ルージュで弁護士をしているケニーシャ・アントワーヌさん(Kenesha Antoine)と一緒にタンザニアに旅行に来ていた。

2人が滞在していたのはタンザニアのペンバ島北にある「マンタ・リゾート(Manta Resort)」の海に浮かぶキャビンで、地下に続く階段を降りると寝室があり、海中の様子を大きな窓から眺めることができる。岸から250メートルほど離れたキャビンは1泊約18万円(約1,700ドル)で、カップルは4泊の予定で滞在していた。そして滞在3日目にあたる19日、スティーブンさんはフィンとマスクをつけて海中に潜り、水深約4メートルに位置する寝室にいるケニーシャさんにプロポーズをした。

このプロポーズの様子はケニーシャさんが撮影しており、スティーブンさんへの追悼の言葉とともに自身のFacebookに投稿している。

スティーブンさんは動画の中で「君を愛する理由を全て語るほど息が長く続かないけど、君の全てを愛してる。君のことが毎日もっと好きになる」―このように綴られた1枚の紙をビニール袋に入れ、窓のところにかざしている。

紙の裏側には「私の妻になって下さいませんか。どうか結婚して下さい」と書かれており、スティーブンさんはケニーシャさんがプロポーズの言葉を読むことができるように、それを窓に貼り付けた。そんな思いがけないプロポーズを受けたケニーシャさんの嬉しそうな笑い声が響いている。

スティーブンさんはその後、小さなケースを取り出して指輪を見せ、ケニーシャさんに微笑むと水面に向かって去っていった。

ケニーシャさんは動画とともにタンザニアでの2人の写真を数枚投稿し、次のように言葉を添えた。

「スティーブンはプロポーズの後、海面にあがってくることはありませんでした。『イエス! イエス! 百万回のイエスよ。あなたと結婚するわ』という私のプロポーズの返事を聞くことなく逝ってしまったのです。2人の新しい人生のスタートを祝うこともありません。人生最良の日が最悪の日になってしまいました。運命はなんて残酷なのかしら。生まれ変わったら、もう一度あなたを探し出して、あなたと結婚するわ。」

なおスティーブンさんは溺死したとみられているが、事故の詳細については明らかにされていない。

画像は『Kenesha Antoine 2019年9月20日付Facebook「“I can’t hold my breath long enough to tell you everything I love about you. But... Everything I love about you I love more every day.”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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  • 9/23 6:50
  • Techinsight japan

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この記事のみんなのコメント

4
  • ヤネヤ

    9/23 22:00

    「愛しています」「どれくらい?」「空よりも高く、海よりも深く…ゴボゴボ…」 シャレにならないな((T_T))

  • プロポーズって、そこまでしないといけないのかな??(;・ω・)

  • 水深4m。どんなに費用がかかってしまっても、彼はタンクを背負いレギュレーターをくわえて潜るべきでした。プロポーズ中の彼の全身に、地上の1.4倍~1.5倍の水圧がかかってました。当然、肺の中の空気も圧力下で分圧が変化します。窒素、酸素、アルゴン、二酸化炭素、が全部均一に同時ではなく別々に圧力変化します。浴槽や背の立つプールとは違って、限界を超えて息こらえを我慢できちゃうんです。非常に危険です。

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