子供に「お金を持たせない」ことで身につく金銭感覚/ひろゆき

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―[僕が親ならこうするね]―

 お金の正しい使い方を考えるのは難しいですが、「お金の間違った使い方」は、周りの人に聞いてもわかったりします。例えば、ソシャゲに10万円を使うの、周りから見るとアホだなぁ……とか。

◆子供に「お金を持たせない」ことで何を教えられる? ひろゆき流お金教育哲学

 そんな感じで、お金の正しい使い方を教えるのが難しいなら、間違ったお金の使い方をしないようにさせるのが良いのではないかと思うのです。先週も書きましたが、正しいとされるお金の使い方は時代によって変わるので、間違った使い方をしなければ、それはお金との付き合い方としては良いほうなんじゃないかと思うからです。

 でも、間違ったお金の使い方を教えても、子供は間違ったお金の使い方をしようとします。ソシャゲをやっていたら課金をしたいとなる可能性もあります。

 でも、お金を持っていなければ使うことはできません。つまり、「何が間違ったお金の使い方なのか?」がわからないうちは、お金を使わなければ間違った使い方をしなくて済むわけです。

 なので、子供がお金を欲しがったらお小遣いではなく、「お金が必要」な理由を聞いて渡す方が良いのではないかと。お小遣い制はお金のやりくりを覚えるという考え方もありますけど、自分で稼いだわけでもなく、毎月湧いてくる感覚のお小遣いで、やりくりを覚えさせるのは難しいと思うし、お金の使い方を間違えても、失敗だと認識しない気がするんですよね。

 家の手伝いをした際にお小遣いをあげるのも、そもそも自分ができることを他の人のためにやるのは「お金のため」ではないということを教えたほうがいいと思ってるので、お金を介在させるのは良くないんじゃないかと思います。

 自分の話になってしまいますが、僕は高校生になるまで親からお小遣いを貰うというのがあまり好きではなかったのですね。親に頭を下げるのが嫌だったのではないかと思うのですが、とにかくお金は全く持っていませんでした。

 ゲームセンターに行っても友達にお金を貰ってゲームをしていましたし、ビックリマンシールも友達が要らないシールを貰って集め、それを交換してレアシールに交換してもらっていました。今でも外食は奢ってもらうのが当たり前の生活ですけど、当時からそうだったんですよね……。

◆本当に必要なものだけにお金を使うという判断力

 そういうお金を使う遊び以外にも、友達の家に遊びに行けば食べ物や飲み物はあるし、普通に学校で友達と遊んでいれば、お金を使うことなんてないわけです。のどが渇いても水道をひねればキレイな飲み水が出てきますしね。

 お金を持っているとお金を使わないという判断するのはなかなか難しいですが、そもそもお金を持っていなければ「お金を使うべきか?」と考えることすらないわけで、僕はその状態のまま育ちました。なので、日本で普通に生活をするのに、お金がなくても何とかなると思ってしまうわけです。

 そして、お金を使わないで生活する術を子供のうちから覚えていくと、本当に必要なものだけにお金を使うという判断力が身につくんじゃないかと思ったりします。

 とはいえ、似たような生活環境だった人にあんまり会ったことがないもので、他の人に勧めて実践可能なのかは、よくわからないですし、奢られることに引け目を感じることが全くなくなってしまう可能性もありますが……。

―[僕が親ならこうするね]―

【ひろゆき】
西村博之(にしむらひろゆき)’76年、神奈川県生まれ。フランス在住、たまに日本。2ちゃんねる・ニコニコの元管理人で、英語圏最大の掲示板サイト『4chan』現管理人。SPA!誌面にて11年間にわたり「ネット炎上観察記」を連載。近著に『自分は自分、バカはバカ』(SBクリエイティブ)など

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  • 9/19 15:50
  • 日刊SPA!

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この記事のみんなのコメント

1
  • トリトン

    9/19 16:17

    うわ!偉い昔の考えの(自分も近いかも)人だねでも限られた小遣いで一月を持たすことを必要かと、水まで出すとはすごい考えソーシャルゲームだって親が見てれば抑えられるだろうしおまけに欲しいものを教えろ?好きに買わせろよ縛りすぎるクソ親に近いかも子供にとって必要でも下らんとでも言いそうな奴だな。

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