「監察医朝顔」親しい人のご遺体を前に震えが止まらない「当分鑑定は任せられません」「邪魔です」9話

「監察医朝顔」第9話。朝顔(上野樹里)の職場に幼なじみ・三郎(きづき)の妻、結衣(松長ゆり子)のご遺体が運び込まれる。三郎による他殺の可能性も視野に入れて捜査は進む。彼がそんなことをするわけがないと信じたい朝顔と平。

「ごめん。もう寝よう」


結衣(松長ゆり子)のご遺体を前にした朝顔(上野樹里)は解剖を行うことができず、チームから外される。「当分鑑定は任せられません」「邪魔です」と茶子先生の口調がいつになく厳しいが、結衣と朝顔を思えばこそ。

「私、今日、結衣さん解剖できなかった。手が震えて。私、今までご遺体を大切に解剖してきたつもりだった。その人の友達のように家族のようにって。でも友達目の前にしたら全然違ってた。じゃあ今までの何だったんだろうって」「ごめん。もう寝よう」
寝る前に朝顔の手をぎゅっと握る桑原(風間俊介)。

警察では「三郎が次男を虐待していた」「三郎が結衣を突き落とした」という可能性も視野に入れた捜査が始まる。三郎がそんなことをするようには見えない。だが、三郎は警察へ出頭する。

三郎が犯人だとはとても思えない朝顔は「残された家族のために鑑定がしたい」と茶子(山口智子)に頭を下げる。
「手は震えませんか。あなたに出来ますか」と聞かれ、
「わかりません。でももし私の手が震えたら、替わって下さい。みなさん助けてください。お願いします」

「食べよう、食べなきゃ」



今回、震災当日のことが平の目線から語られた。
父娘ふたりでごはんも食べず母を探したこと。寒かったこと。じいちゃんがおにぎりを作ってくれたこと。
平が朝顔に、そして自分にも言い聞かせるように「食べよう。食べなきゃ」と呟く。

先のシーンにも似たシーンがあった。
「(お昼ご飯)そんな気分になれません」と呟く光子(志田未来)に藤堂(板尾創路)が「こんな時やからこそ、余計に食べなあかんねん」

辛いことがあってもごはんを食べる。辛いことがあっても布団に入って寝る。

(イラストと文 まつもとりえこ)

画像をもっと見る

関連リンク

  • 9/16 9:45
  • エキレビ!

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます