虐待を受けている友達を助けようと叫ぶ娘 加勢した母親の対応は

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悲惨な児童虐待事件が起こるたび、さまざまな対策が取られてきました。それでも、児童虐待を根絶することはできていません。

厚生労働省の発表によれば、2018年に虐待によって亡くなった児童数は49人。いまだに多くの児童が傷付き、命を落としています。

エッセイ漫画をInstagramに投稿しているAi(mayai260)さんは、児童虐待のサインを発している子と会った時のエピソードを公開。

『困った子』かと思いきや、その子の家庭には深刻な問題があったのです。

『娘の友達に困った時の話』

きららちゃんの家は、複雑な家庭の事情を抱えていました。

この時、まだきららちゃんの家庭状況が分かっていなかったAiさんは、学校を通して保護者に迎えに来てもらうことにします。

小学校の前で保護者が来るのを待っていると、1人の女性が現れるのですが…。

娘の青ざめた顔を見て振り返ったAiさん。暴力的な光景を目撃し、きららちゃんが伯母から虐待を受けていることを知ります。

衝撃的な場面にAiさんが硬直する一方、娘さんは2人のほうへ駆け出しました。

まだ幼い次女を抱えていたため、きららちゃんの伯母を刺激したくなかったAiさん。

できるだけ穏便に、伯母の暴力を止めさせようと知恵をしぼりました。

伯母は、きららちゃんに「虐待は受けていない」といわせようと誘導。

しかし、Aiさんはこんな卑劣な手法を受け入れず…。

学校が警察や児童相談所などへ連絡し、対応してくれることを信じたAiさん。

授業参観と懇談会がある日に、学校できららちゃんに会って事態が改善されたかどうかを見ようとします。

Aiさんは、きららちゃんがいるクラスをそっとのぞきました。

きららちゃんの伯母がいないのを見て安心したのですが、父親らしき人物も見当たらず、胸を痛めます。

きららちゃんが廊下に出てこなかったため、会話ができずに帰ることになるかと思ったのですが…。

会話から、きららちゃんの父親は遅い時間に授業参観に来ていたことが判明。父親ときららちゃんとの関係は良好なことがうかがえ、少しホッとします。

別れ際、きららちゃんから大きな声で「ありがとう」といわれたAiさんは、目に涙を浮かべました。

それから数か月経ったころ、偶然近所のドラッグストアできららちゃんの父親と対面します。

虐待を知った父親は、きららちゃんを守るために行動を起こしていました。「きららちゃんに暴力を振るわないこと」という約束を破った伯母を除き、2人で新たな生活を始めていたのです。

きららちゃんの明るい笑顔が、状況の改善を物語っていました。

Aiさんは、この出来事について次のようにつづっています。

結局、あの伯母とパパがどんな関係だったのかはよく分かりませんが、きららちゃんを守る選択をしてくれてよかったと思います。

恐らく、担任の先生も裏で必死に動いてくれていたのかな、と思います。

伯母も伯母できっといっぱいいっぱいだったのかな、と思いました。

そして、虐待を見つけたら、私たちは児童相談所に通報する義務があります。

電話番号『189(イチハヤク)』です。

虐待が少しでも減ることを心から願います。

伯母には伯母の事情があったのかもしれません。だからといって、子どもに暴力を振るっていい理由にはならないでしょう。

漫画には、「とっさに助けようと行動した、Aiさん親子の勇気に感動しました」「虐待がなくなって本当によかったです」などの感想が寄せられています。

虐待を解決するのはとても難しいもの。ですが、誰かが一歩を踏み出さなければ子どもたちを救うことはできません。

虐待のサインに気付いた大人が、助けの手を伸べられる社会にしていきたいですね。

Aiさんは、Instagramのほかにブログでもエッセイ漫画を更新しています。気になった人は、ぜひほかのエピソードもご覧ください。

Instagram:Ai(mayai260

ブログ:あいチャンネル

[文・構成/grape編集部]

出典 mayai260あいチャンネル厚生労働省

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