Kinki KidsにV6、ジャニーさん“命名”の驚くべき理由

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 多くのアイドルを育ててきた、ジャニーズ事務所の社長、ジャニー喜多川氏が7月9日、この世を去った。

 生前から人前に姿を見せることの少なかったジャニー氏だけに、世間では謎の多い人物といったイメージがある。しかしその実態は、意外にもおちゃめな人だったようだ。

 ジャニー氏は、自ら育てたタレントに“グループ名”というプレゼントを贈るが、その名づけの理由がとんでもなかったり、「テキトーすぎるのでは!?」と、ファンの間でたびたび話題になってきた。

 1995年に結成したV6。その名前の由来には多くの意味が隠されているという。まず「6」は、言わずもがなグループの人数。そして、初めてジャニーズでワールドカップサポーターを務めた彼らの「V」には、「Volleyball(バレーボール)」「Versus(バーサス)」「Victory(ビクトリー)」と、試合を連想させるものとなっている。

 しかしこの「V」には、他にも意味があった。

 グループのリーダー、坂本昌行の実家が青果店のため「Vegetable(ベジタブル)」の「V」。同じくメンバー長野博の実家は自転車店なので、これも「V」だという。

 しかし、自転車は英語で「Bicycle(バイシクル)」。頭文字は、正確には「B」である。しかしジャニー氏は「これもVだよ!」と譲らなかったそうだ。

 これを聞いた井ノ原快彦がジャニー氏に「俺はなに?」と聞くと、「お前はVeteran(ベテラン)だよ」と、答えたというジャニー氏。他にも、V6の「V」には、Vを頭文字とする単語20以上の意味を含んでいるという。

 ジャニー氏の命名に関する伝説はまだまだある。

 2002年頃、A.B.C-Zのコンサート限定で組まれたグループの「田組」。これは、メンバーの名前のどこかに「田」が入っているという理由だけで結成されたグループだ。メンバー選出の基準はもちろん、アイドルグループに「田組」とは、なかなか突き抜けたセンスだ。

 後期には、Kis-My-Ft2北山宏光も「田組」に参加していたが、北山に「田」はつかない。しかし、「キ“タ”ヤマヒロミツ」で「タ」がつくからという強引な理由で「田組」に参加させられたという。ちなみに、このおよそ2年後、後継グループの「田んぼ組」も誕生したという驚きのエピソードもある。

 1990年のバラエティ番組『アイドル共和国』(テレビ朝日系)から誕生したのは、「SMAP学園」というユニット。SMAPのバックダンサーを務めた「SMAP学園」のメンバーはTOKIOの国分太一、松岡昌宏、長瀬智也、V6の坂本昌行と井ノ原快彦ら。今考えるととんでもなく豪華メンバーだが、ユニット名があまりにも“適当”だった!?

■あのメンバーの名前もジャニーさん命名だった!?

 さらに、2006年には関西ジャニーズJr.から「OSSAN」、08年には「ミジメ」、11年には「Aぇ少年」が次々誕生。関西発のユニット名は特にオモシロ系が多かったようだ。

 KinKi Kidsも、結成前はKANZAIBOY(カンサイボーヤ)という名前で活動していた。「S」ではなく「Z」なのは、ジャニー氏の「Zのほうがカッコいいじゃん」という理由によるものだという。そして、Kinki KidsのKinkiが「近畿」だということも有名な話だ。

 ジャニー氏のオモシロ“命名”は、グループ名に限った話ではない。

 関ジャニ∞の横山裕の本名は、「侯隆(きみたか)」だが、ジャニー氏が名前を読めなかったことが理由で、改名することになった。横山の少し日本人離れした容姿に合わせて、候補に上がった名前は横文字のものが多かったそうだ。焼肉屋で「上」カルビを食べながら「ジョーでどう?」と言われたこともあったらしい。

 結局、名前は「裕」に落ち着いたが、ジャニー氏がタレントを呼ぶ際の「YOU」と混同するため、横山はジャニー氏から「ヨコ」と呼ばれていた。

 グループ名一つとっても、ジャニー氏の愛とユーモアがあふれている。ちょっと変わった命名にも、そこにはたくさんの愛が詰まっていたようだ。

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  • 7/15 6:30
  • 日刊大衆

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