40歳過ぎてからの転職を成功させる方法とは?

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「すべての創作は模倣から始まる」という言葉通り、稼ぎたければ「すでに稼いでいる人」をトレースすることが重要だ。明日の成功を勝ち取るために、まずは旬な成功者たちの金言に耳を傾けてみよう。

◆40代からベンチャーで輝く人材は「応用思考」を持つ
― 萩原雅裕氏 ―

 40代半ばともなれば、今の会社での“稼ぎの伸びしろ”が見えてしまった人も多い。そんななかでもう一つキャリアの山を築き、稼ぎを増やすにはどういったマインドでいる必要があるのか。

 ワークスモバイルジャパン執行役員の萩原雅裕氏は、世界的IT企業から’15年に設立されたばかりの同社に転職。41歳で初めてベンチャーに飛び込む決断をした。

「当時は多少収入が減りましたが、給与の多寡よりもスタートアップ事業に興味があったんです。その後、現在は転職前よりも収入は上がっています。最近のスタートアップ企業は優秀な人材を確保するために競争力のある給与水準だったりするので、大企業から転職しても収入が下がるとは限りません。

 むしろ今より稼ぐためには、成長を見込める産業や若い会社に飛び込むリスクをとる必要もあるわけです。逆に、不満を持ちながら用心のあまり身動きがとれないでいるのは、いざというときに自分で状況をコントロールできないリスクを抱えることにもなります」

◆40代なりのやり方がある

 20代とは違い、40代転職で問われるのは経験だが、それは同業であるといった単純な話ではない。

「経験があるからこそ注意すべきは、同じ業界であっても最適解は転職前のそれとは違うということ。特にベンチャーは業務範囲が広いので、その『応用思考』がないとフィットしない人材と判断されてしまいます。大切なのは、転職先のHPやIR情報、採用サイトなどを読み込んで、その会社の課題がどこにあるのか仮説を持つこと。

 その課題に対し、前職では似たようなケースにどのように対処してきたか、転職先では何が必要と想定しているのか、説得力をもって伝えることができれば、『コイツ、わかっているな』となりますよね」

 ただ、大企業でしか働いたことがなかった萩原氏にとって、スタートアップ企業での業務は未知の領域のものばかりだったという。

「でも、未経験の業務でもよく考えたら『前の会社であの人がやっていたな、あの部署がやっていたな』なんてことがありました。それをヒントにしながら、何とか業務をこなすことができたんです。そう考えると、現職でも他部署の仕事に興味を持つことが大事ですね。

 でも、これって40代までにそれなりの経験を積んだからこそ可能だったわけです。つまり、40歳を過ぎてからの転職も、チャンスがないわけではありません」

 40代には40代なりの稼ぎ方やキャリアアップのやり方があるということ。悲観すべきではない。

【萩原雅裕氏】
NTTデータや日本マイクロソフトなどを経てビジネスチャット「LINE WORKS」を手掛ける現職に。転職経験を綴ったnoteも話題に

― [稼げる人]の思考法 ―


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  • 日刊SPA!

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