闇金は破産寸前の人からどうやって回収しているの?

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 急な出費に追われたときについつい手を出してしまう「借金」。今ではスマホだけで済む便利なサービスが多数登場しているが、気軽に借りた数万円から気づけば“自転車操業”に陥る人が続出している。さらに住宅ローンも抱えれば、もはや破綻待ったなし。借金で安眠もできない人たちの姿を追った。

◆裏バイトを斡旋? 闇金に泣きつく「破産寸前の人」の末路とは?

「闇金に泣きついてくる人は今も昔も変わりませんよ。消費者金融や携帯代で金融ブラックになっちゃった人、ギャンブル中毒の人、自己破産してどこからも借りられない人。業界全体で状況はよくはないですが、この世にカネがある限り闇金はなくならないですね」

 そう話すのは都内で違法金融業を営むA氏だ。住宅ローンや消費者金融で焦げついた人が最後に泣きつく先だが、彼らの末路はどんなものだろうか。

「僕らのような業者は逮捕されるリスクが常にあるので、今はもうそんなに強烈な取り立てはできないですよね。ただ、そこまであこぎな利息を取り立てなくても、ある程度回せる仕組みがあるんです。

例えば定職がないような若いヤツだったら、住む場所と仕事を斡旋してそのマージンを金融屋が取るやり方が主流ですね。いわゆるタコ部屋労働で給料の50%をマージンとしてもらう。

昔は散々払わなかったヤツを原発に行かせたりしてましたけど、今はカネを取り立てる前に、労働力として最初から起用するんです。違法利息を取らなくても、人に紹介するだけでカネになるので」

 一方で、定職はあるが多重債務で首が回らなくなった人に対しては、さまざまな“裏バイト”を勧めるとか。

「こないだも借金返済に困って振り込め詐欺の“受け子”をやって逮捕される事件がありましたが、詐欺の片棒や裏カジノの逮捕要員ですね。

ほかにも海外輸入のヤバい薬物の受取先として住所を使わせることもあります。こういう裏バイトは僕への一度の紹介料が数十万円ですから。それなりの稼ぎにはなりますよ」

 犯罪行為の片棒を担がされたくなかったら、無駄遣いなど散財をもとから断たねばならない。

― やってはいけない借金白書 ―


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  • 日刊SPA!

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