牛とも闘った極真空手創始者・大山倍達の名言「地上最強の動物は、アリクイだ!」その意味は?

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偉人の歴史に残る場面での名言を取り上げる「高嶋ひでたけと里崎智也サタデーバッテリートーク」の“名言名場面プレイバック”。1月5日放送では、有名な格闘家たちのユニークでシャレている名言を紹介した。

田園コロシアムで牛と戦う大山倍達。この戦いは後に『猛牛と戦う空手』という映画として公開された(大山倍達 – Wikipediaより)

まずは…極真空手の創始者、「ゴッドハンド」の異名をとった、大山倍達さんの名言です。ウシとも闘った大山さん。こんな言葉を遺しています。

「地上最強の動物は、アリクイだ」(大山倍達)

これには大山さんなりの、ちゃんとした(?)理屈があります。

「人間よりもはるかに強い動物はといえば、百獣の王、ライオンだ。だが、そのライオンも、ゾウのことは恐れている。ゾウに蹴られでもしたら、さすがのライオンも、ひとたまりもないからだ。ところが、それほど強いゾウも、アリの大群には、なすすべもなくやられてしまう。群れをなしたアリは、とてつもなく強いんだ。だがアリクイは、そんなアリを、まとめて食ってしまうんだ! つまり、アリクイこそが、地上最強の動物なのだ!」

…さすが世界のマス・オーヤマ。もはや「天馬、空を行く」の感があります。われわれ常人では計り知れない、物凄い“理論”をお持ちの天才格闘家でした。

続いては、プロレスから。
力道山のライバルで、噛みつき攻撃を得意とした悪役中の悪役レスラー、「吸血鬼」フレッド・ブラッシーの名言です。1983年のこと。当時、力道山はすでに鬼籍に入っておりまして、1983年は、没後20周年。この年はドキュメンタリー映画が公開されたりしまして、ちょっとした力道山リバイバルブームが巻き起こっていました。そこで、このブームにあやかろうと、あるテレビ局が力道山の追悼特別番組を作りました。この特番では、力道山のライバルだったレスラーたちが、次々に出演。シャープ兄弟にデストロイヤー、ルー・テーズらが、涙ながらに、しみじみと、生前の力道山の想い出を語ります。
たとえ悪役であっても、力道山の悪口を言う者は、ひとりもいません。当たり前ですよね。なんと言っても力道山は、すでに棺を覆っているわけですから。
さぁ、そんななか…すでに現役を引退して老境にあったフレッド・ブラッシーにも、マイクが向けられます。かつての吸血鬼も、ヨレヨレのアロハシャツを着ていて、好々爺にしか見えません。インタビュアーも感に堪えたような様子で、こう問いかけました。
「ブラッシーさん…。天国の力道山に、ひとことお願いします」
すると…ブラッシーは、なんと、こう言ったのです。

「力道山が、天国にいるわけがないだろう! ヤツは、地獄へ落ちたんだ! 突き落としたオレが言うのだから、間違いない!」(フレッド・ブラッシー)

ブラッシーは、引退してなお「悪役レスラー」を演じ続けていたのです。恐るべきプロ根性…。これぞ、悪役レスラーの鑑だと思いませんか?

今度は、ブラッシーと同じく喋りが上手だった「ほら吹きクレイ」こと、モハメド・アリの名言です。アリといえば、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」など、カッコイイ言葉を山のように遺しているのですが…今回はあえて、ほら吹きクレイと呼ばれた頃の「名作ホラ」を紹介しましょう。アリの名作ホラ、ひとつめはこちら。

「オレはワニと闘ったことがあるし、クジラとも闘ったことがある。そういえば、カミナリと闘ったこともあったな…。あのときは、カミナリに手錠をかけて、牢屋へ放り込んだものさ」(アリ)

…この壮大なイメージ、大山倍達さんの名言とも通じるものがあるような気もします。やはり大物はスケールが違いますよね。アリの名作ホラ、最後にもうひとつ。

「誰もオレをナメることはできない。オレを郵便切手にでも、しない限りな!」

…これ、なかなかシャレてるでしょう? ところが、この「ほら」には、後日談があります。
このセリフがあまりに面白いので、アゼルバイジャンが、本当にモハメド・アリの郵便切手を作ってしまったのです。切手ですから、誰もがアリのことを「ナメほうだい」です。えっ? アリは激怒したかって? とんでもない。この切手が作られたとき、アリは「大笑いした」と伝えられています。

高嶋ひでたけと里崎智也 サタデーバッテリートーク
FM93AM1242ニッポン放送 土曜18:00-20:30

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記事提供:ニッポン放送

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  • grape

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