39試合無敗の新記録…優勝目前のバルサ指揮官、本音を吐露「8月の時点では…」

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 バルセロナを率いるエルネスト・バルベルデ監督は14日、本拠地カンプ・ノウでバレンシアを2-1で下したリーガ・エスパニョーラ第32節の試合後会見で、2つの重要な意味を持つ勝利に満足感を示した。

 直前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝では、4日にホームで行われたファーストレグで4-1と快勝しながら、10日に敵地で行われたセカンドレグに0-3と完敗。ローマを相手によもやの大逆転負けを喫した。バルベルデ監督は悪夢を振り払う白星を収められたことに安堵の表情を見せている。

「沈痛な黒星を喫した後は、誰もが必ず辛い時間を強いられる。だが、そんな中でも絶対に前を向かなければならない。全員で力を合わせ、どのように立ち直るかが重要となる。すなわち、CLでローマに敗れた直後の試合で、直近9試合で8勝1分けと絶好調だった3位のバレンシアに勝てたことは、非常に大きな価値を持つ。これは我々にとって黄金の3ポイントだ」

 この日の勝利により、昨シーズンから続いている無敗記録を39試合に伸ばしたバルセロナは、レアル・ソシエダが1978-79シーズンから79-80シーズンにかけて樹立した38試合を抜き、38年ぶりにリーグ記録を更新した。また、残り6試合で7ポイントを獲得すれば、他チームの結果に関係なく2シーズンぶりの優勝が確定する状況となった。

「正直言って、記録のことを考えられる状況にはなかった。チームを立て直すことしか頭になかった」と胸の内を明かしたバルベルデ監督は、リーグ開幕直前に行われたスーペル・コパ・デ・エスパーニャでレアル・マドリードに連敗した時点では、現在の状況は想像できなかったとの本音を明かしている。

「8月の時点では、このような成績を残せるとは考えられなかった。リーガ制覇は無謀な目標にすら思えた。しかし、今はそれが手に届くところまで来ている。今週になってチームが迎えた状況は、シーズン開幕前に直面した状況に似ている。今日の勝利は、CLでの敗戦を乗り越えたうえ、優勝にまた一歩近づいたという、ダブルの重要性を持つ」

 無敗記録を更新したバルセロナにとって、次に期待がかかるのは無敗でのリーグ制覇だろう。リーガ・エスパニョーラではこれまで、1929-30シーズンのアスレティック・ビルバオと1931-32シーズンのレアル・マドリードが、一度も黒星を喫することなくリーグ制覇を達成している。とはいえ、当時はまだ10クラブしかリーグに所属しておらず、その倍の20クラブがタイトルを争う中で無敗優勝を成し遂げれば、偉業中の偉業と言うことができるだろう。

文=北村敦

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  • 4/16 11:35
  • サッカーキング

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