伊調選手へのパワハラ騒動で武井壮「谷岡学長は言い過ぎの部分もあったけど、他にひっかかることあまりなかった」

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女子レスリングのパワハラ疑惑騒動が止まらない。日本テレビの報道によると、栄和人強化本部長(兼至学館大学レスリング部監督)は、オリンピック4連覇中の伊調馨選手に対し、練習拠点の出入りを禁止するなどしていたという。

3月15日には、至学館大学の谷岡郁子学長が「部員や学校に誹謗中傷のメールが来ている」として、告発の内容を否定する会見を開いた。会見で谷岡学長が「そもそも伊調馨さんは選手なんですか?」などと発言していた。

3月19日放送のバラいろダンディ(TOKYO MX)でもこの会見が取り上げられた。学長の発言に各方面から批判の声が上がっているが、アスリートの武井壮さんは

「選手なんですか?っていうのは言い過ぎ。実際に選手登録もしてるし、オリンピック目指してなくても選手は選手。ただ、他のことに関してはひっかかることあまりなかった」

と語った。

「コーチとの問題、練習場所の問題、パワハラの話と、全部違う案件を混ぜてしまっている」


武井さんは「みんな、なんでそんな表情でそんな言い方するのってところにかちんときたんだと思うけど、言っていることにはまっとうなことも多かった」と会見を振り返った。

また、アスリートの立場から、「あるコーチの元を離れて別のコーチのところに行く場合、選手としては、そのまま同じ場所使うのはやりにくいっていう気持ちはある」と言うが、「それを全部パワハラと言うのは違う」とも語る。

「離れたコーチが全日本の強化部長で色んな所に顔の効く人だったら、こちら側も『あの先生のいるところにはなるべく行かないほうがいいよな』って思うのは、スポーツ業界どこでもある。今は、コーチとの問題、練習環境、練習場所の問題、セクハラ・パワハラの話と、全部違う案件を混ぜ込んでしまっている」

と、議論に改善の余地があるとも指摘していた。パワハラ疑惑に関して、伊調選手や栄監督など、当事者の声があまり出てこないことにも疑問を感じているようだ。「2人の話を、公共の仲裁機関かなにかがよく話を聞くべきだと思う」と主張していた。

遠野なぎこ「一方的にきつい言葉をこういうところで話すこと自体がパワハラ」

スタジオの他の出演者も、この問題に対しては思うところが多々あるようだ。遠野なぎこさんは学長の会見に「一方的にきつい言葉をこういうところで話すこと自体がパワハラのように見えた」と感想を語った。漫画家の倉田真由美さんは

「そもそも選手なんですかっていうのがおかしい。選手かどうかは関係なくてパワハラがあったかどうかが問題なのに、何を言っているんだと思う」

と憤慨する。武井さんじゃ「たぶん学長も、あんなこと言いたかったんじゃないと思う。自分の大学の選手や環境、監督に対してかなり集中砲火浴びてたから守りたい一心で話したんじゃないか」と擁護していた。

谷岡学長は会見の中で、報道されているようなパワハラがこれまであったかどうかは「分からない」と明言を避けている。栄監督に関しては

「栄監督にパワーはない。その程度の力しか持たない人間によるパワハラというのがどういうものか分からない」

などとも発言し、批判を浴びている。

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  • 3/20 13:38
  • キャリコネ

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この記事のみんなのコメント

4
  • エッコ

    3/22 12:47

    こういう会見するときのプロで会見のやり方指導してる会社とかあるみたいだし、指導してもらえば、更に問題が発展する事も無かったかも??とは言え所詮取り繕ってるに過ぎないから何も解決はしないけどさ。

  • 鬼凶屋@

    3/21 3:01

    学長の一喝ですら収束させられなかった感じが露呈しちゃってないか?これ以上誰も関わらない方が良いと思う。

  • スポーツの世界の事は解らないけれど、 例えば自分を育ててくれた師に対して、レベルアップの為に、別の師の元に行く場合 今までの恩を感謝して、礼節をもって新たな師の元で精進したい旨を伝えて、新たな師の元て修行し始めたことも、報告をある程度するなどのプロセスは、踏んだのかな? 努力して強くなったのは自分だけど、その場所、その師、その環境があったからの努力の結果で、感謝と礼節が大切です。

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