「娘の治療費のために、妻を売ります!?」夫が路上でウエディングドレス姿の妻をたたき売り!!

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 5月9日、中国安徽省阜陽市潁上県の街中で、ダンボールの切れ端を掲げる男女がいた。男は普段着だが、女はウエディングドレスのような白いワンピースを着ている。ダンボールには「売妻救女」と記されていた。つまり、「妻を売って娘を助ける」という意味だ。さらには、電子マネーでの支払いに使用する携帯番号まで書かれている。まるでSMプレイのようだが、2人は至って真剣だ。

「捜狐新聞」(5月10日付)などによると、昨年のある日、4歳の娘が腹痛を訴えたため、病院へ連れて行くと、神経芽細胞腫が見つかった。主治医いわく、まれに見る悪性腫瘍で、治癒率は非常に低いという。しかも、治療には高額な費用がかかる。これまでに夫婦は、20万元(約320万円)以上の治療費を費やしているが、このままでは経済的に治療を続けることができなくなるため、事に及んだのだった。

 ショッキングなこのニュースを各メディアが報じると、ネット民からは「妻を売る? どうやって売るっていうんだ。妻だって一人の独立した人間で、あなたの付属品じゃない」「不可能とわかっていながら、こういう方法で注目を集めようとしている」「どうして夫のほうを売らないんだ?」「妻を売ることは違法で、できっこない。カネ目当ての詐欺だろ」と非難が殺到した。

 一方で少数派だが、「俺が買おう」「ひと晩いくら?」と手を差し伸べようとする者(?)や、「まずは腎臓を売れ」という、いかにも中国らしい現実的なアドバイスをする者もいた。

 ただいずれにしても、夫婦に同情する意見はほとんど見られない。それは報道においても同様で、法的な問題を指摘する論調ばかり。夫婦の行動は確かに間違いだったかもしれないが、一番浮かばれないのは、重病の娘である。中国は、つくづく他人に厳しい世の中である。
(文=中山介石)

  • 5/16 15:00
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