自閉症の娘が唯一口にする食品が製造中止へ 「飢え死にする」母が不安を吐露(英)

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スタフォードシャー州ルグレーに暮らす2児の母二コラ・パッシーさん(31歳)は、娘ルビーちゃん(5歳)の今後の食生活に悩みを抱えている。なぜなら自閉症のルビーちゃんは感覚調整障害(sensory modulation disorders、SMD)を患っており、食事に対して究極の選択をすることしかできない。

これまで長年ルビーちゃんが夕食にしてきたものは、英大手スーパーチェーン店TESCO(テスコ)の自社ブランドである「Potato Alphabet Crispy Potato Letters」というアルファベット型の冷凍ポテトフライだ。しかし先月、TESCOはこの商品の製造を「不人気」として中止してしまった。

ルビーちゃんは、このポテトフライと一緒に限定されたメーカーのチキンナゲットやターキーナゲットを食べているが、ポテトフライがないとナゲットを口にしないという。

二コラさんはTESCOのポテトフライが製造中止になることを3週間前に知り、オンラインでまとめて購入することを試みたがすでに在庫はなかった。また地元の支店に問い合わせもしたがそこでも在庫切れで、冷凍庫には4袋の買い置きしかない。二コラさんは現在の心境をこのように話している。

「ルビーの自閉症の症状は、変化を嫌うものなんです。ポテトフライはTESCOブランドの物しか口にしません。違う店のポテトフライを与えても娘にはわかるようで、サイズがほんの少し違ったり、ニオイや色が異なればもう口にしません。今では、TESCOのポテトフライがもう手に入らないとわかっているのか、ルビーはとても不安になっていて『食べたらなくなる』と思って口にしなくなっています。他の食べ物を拒否するばかりでなく、飲み物を十分摂取することさえもルビーにとっては時に苦痛なので、このままでは娘が飢えてしまうと本当に心配しています。娘に他の食べ物を口にするよう強制的にすすめても、一切食べなくなってしまう可能性もあるので無理強いはできません。今でも他の物を食べるなら飢えた方がいいというような態度を取っているのです。自閉症を理解できない人からすれば、『そんな取るに足りないこと』と思うかも知れませんが、私たちにとっては深刻な問題なのです。」

二コラさんは、すがる思いでTESCOの本社にポテトフライの中止を考慮してもらうように連絡したが、一人の消費者のために店側が決断を翻すことはなかった。しかし二コラさん一家にとっては深刻な問題であるために、現在、署名運動をしてTESCOへ「再販」の訴えを試みているという。

このニュースを知った人からは様々な声が寄せられている。

「最初の段階で、子供にそんな冷凍食品なんか与えるのが悪い。親の育て方に問題がある。」
「なければ別のものをまた食べるようになるって。単に甘やかしているだけじゃないのか。」
「別の店のポテトフライをTESCOの袋に入れて出すしか方法がないのでは。TESCOのポテトフライがちょっと変わったのよ、って言ってみるのも手だと思う。」
「TESCOのポテトフライがなくなっても、お母さんが心配するように飢え死にまではいかないはずよ。病院で流動食を受けることもできるし、点滴などの治療も施してもらえるはず。」
「自閉症にはいろいろな形があるってことを知るべき。うちの子も自閉症だからこの家族の悩みが理解できるわ。」

なおTESCO側は、「残念ながらこの商品に関してはすでに製造を中止しております。ですが、このお客様には弊社が別の方法で力になれることがあればと連絡を差し上げるつもりです」と話している。

出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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  • 4/21 21:00
  • Techinsight japan

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この記事のみんなのコメント

4
  • ひなママ

    4/22 20:53

    自閉症はこだわりが強い。親の我が儘。冷凍食品を食べさせるから。育てた方なら分かります。親が頑張って手作りしても食べてくれず、餓死して死ぬんじゃないかと親も不安で追い詰められ、なんでもいいから食べさせないと!色んな食品を買って食べさせたと思います。特に幼少時のこだわりは強い。お腹減ってても嫌な食品は絶対食べない。 専門家に相談して何か対策するのが一番だと思います。

  • 別天津神

    4/22 6:46

    下のお前は人として問題だがな。『問題だけとな』って、お前はアルか?

  • 作り方 以前の 問題だけとな

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