賢人たちのアドバイスも! 『大人力』著者が説く「悩み解決方程式」

 悩み多き現代人。悩んでいるうちにどんどん袋小路に入り、ネガティブ思考に陥ってしまうこともしばしば。悩みがまた新たな悩みを呼び、友人に相談しても解決の糸口が見出せない……そんな現代の日本人を救うかのような一冊が話題を呼んでいる。

 『大人養成講座』などで知られるコラムニストの石原壮一郎さん。10年ほど前からライフワークとして明治・大正から現代まで、古今東西のあらゆる人生相談を研究しており、1月に『日本人の人生相談』(ワニブックス)を上梓した。

怪人物「タワシおじさん」を直撃取材
 「悩みというのは当人にとっては『自分だけの問題』ですが、その内容は実はそれほどオリジナリティはありません」と指摘する石原さん。

 これまで世に出た数々の人生相談から、結婚願望や対人関係など「定番の35種類」の悩みを取り上げ、所ジョージや赤塚不二夫、瀬戸内寂聴など総勢74名の「賢人たち」のアドバイスを紹介。

 ひとつの悩みにつき3、4名の回答者が知恵を絞って、解決に導くまさに「画期的な」一冊だ。

 たとえば、「転職」の悩みにアドバイスしているのは、作家の村上春樹と北方謙三、俳優の梅宮辰夫の3名。

 「自分が本当は何がやりたいのか出てこないのなら、今のまま会社に勤めていたほうがいい」と諭す村上春樹に、「本当に好きなことを商売にするなら、悩むことはない。転職しなさい」と背中を押す北方謙三。

 梅宮辰夫は「この手の悩みは自分で決めるしかないんだよね」とバッサリ。あまりに三者三様で、余計悩んでしまうのでは……と不安な方も心配ご無用。「石原の結論!」として、それぞれの回答から見えてきたものを考察しつつ、悩み対処法を添えている。

 3月5日には出版記念企画としてトークイベントを開催。約60人の読者が詰めかけるなか、あらゆる人生相談を研究してきた石原さんが「解明」した4つの「悩み解決方程式」を発表した。そのうち1つは「悩み=自分×原因×困りごと」というもの。

 「自意識、原因、困りごとがふくらめばふくらむほど、悩みもふくらむ、ということですね。逆に、どれかひとつをゼロにする、ないしはゼロに近づけることで、おのずと悩みも消えるということです」と石原さん。原因や困りごとをゼロにするヒントを、本の中から探してみてはいかが?


石原壮一郎さん プロフィール
コラムニスト。1963年三重県松阪市生まれ。月刊誌の編集者を経て、1993年『大人養成講座』でデビュー。
以来『大人力検定』など大人をテーマにした著書を念入りに発表しつつ、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、ウェブ、ゲームなどあらゆる媒体で活躍し、日本の大人シーンを牽引。世界初の「伊勢うどん大使」としても、太くやわらかく東奔西走中。

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この記事のみんなのコメント

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  • 悩みか...だいたい即決するから継続的な悩みは無い。仕事は満足してるし、恋愛は相手が居ないから悩む必要は無いし、欲しい物は手に入らない期間が長いと欲しくなくなるし。

  • (・ω・)定番の悩みか、金が無い,菊川くんのバカさ加減、(・ω・)わし、11月迄に最低15万貯金しなければいけない、(・ω・)簡単なようで,難しい、

  • 悩むところは、人それぞれ違うかもな。それぞれの人に、それぞれの悩みゴトに、処方箋が必要な時代だ。きめ細やかさAND手軽さAND格安な診療所あればいいなぁ。愚痴れる場所は必要です。

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