交流戦史上最年少首位打者に! ヤクルトの強打線を引っ張る山田哲人とはこんな男だ!

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 巨人が2年ぶりに優勝して幕を閉じた今年の交流戦。全日程終了後には、表彰選手が発表された。

 交流戦期間中は98打数37安打、打率.378をマークして首位打者に輝いたのが、ヤクルトの山田哲人だ。12球団の並みいる強打者を押しのけた山田は今季でプロ4年目、22歳になる伸び盛りの選手である。今回はその山田を高校時代から追いかけている、スマホサイト『週刊野球太郎』編集部に取材した。

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◎どんな選手?

 1992年7月16日、兵庫県豊岡市に生まれた山田は、小学2年生時から地元の宝塚リトルリーグで野球を始めた。中学時代はヤングリーグ・兵庫伊丹に所属。履正社高(大阪)に進学すると、1年夏からベンチ入りを果たし、3年夏の大阪大会では29打数12安打、13打点と大暴れして、甲子園出場を果たした。3回戦の聖光学院高(福島)戦では同点ホームランを放つなど、スカウトの評価は急上昇。そして2010年のドラフトで、ヤクルトは斎藤佑樹(現日本ハム)、塩見貴洋(現楽天)をクジで外した後、山田を指名した。ここでもオリックスと競合したが、3度目のクジでようやく引き当て、晴れてヤクルトの1位指名となった。

 ドラフト指名の直前、山田にインタビューした記事では「山田は実に明るく、なかなかユニークな性格の持ち主だ」と記されている。当時から坂本勇人(巨人)のような選手に成長するようにと、「坂本二世」の呼び名もあった。しかし、本人はそれを否定し、どちらかというと現在はメジャーに挑戦している元西武の中島裕之派だという。山田は中島を「プレーじゃなくキャラクターが好き。何か優しそうでいいじゃないですか」とコメントしている。

◎クライマックスシリーズに大抜擢!

 プロ1年目の2011年シーズンは、2軍で打率.259、5本塁打とまずまずの結果を残した山田。注目が集まったのは、その年の11月だ。ケガ人が相次いだために、1軍出場経験がないにもかかわらず、クライマックスシリーズ(CS)に出場。しかも1番・遊撃手でスタメンに大抜擢。CSでの高卒新人野手の先発は、史上初の快挙であった。

 そしてプロ3年目の2013年に、田中浩康の不振もあって二塁手でのスタメン出場が増え、後半戦からレギュラーに定着。ストレート系に対する打率が2012年の.200から2013年は.290と向上し、力負けしないパワーがついてきたことがレギュラー獲得につながった、といえるだろう。

◎なるか? セ界初の最年少首位打者

 そしてプロ4年目の今シーズン、山田は開幕から全試合出場を継続中。好調なのは交流戦だけでなく、レギュラーシーズンでも大活躍で、6月30日現在、打率.330の数字を残している。

 7月16日には22歳になる山田。この年齢でシーズン首位打者を獲得すれば、1995年のイチロー(当時22歳)以来、19年ぶりになる。またセ・リーグの最年少首位打者は1959年の長嶋茂雄(巨人)と2005年の青木宣親(ヤクルト)の23歳。もし山田が首位打者を獲得すれば、セ・リーグ最年少首位打者となる。その可能性は十分にあるといえるだろう。

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