LINEオリジナルスタンプは新たなビジネスとなるか? 「エヅプトくん」作者・ヨシナガさんに聞いた

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 会社員兼クリエイターのヨシナガさんが製作したLINEオリジナルスタンプ、「ゆかいなエヅプトくんスタンプ(壁画ぽい版)」が話題になっている。

 「エヅプトくん」は、鉛筆で描かれた古代エジプト壁画風のキャラクター。適当に描いたとしか思えないシュールなタッチが人気を呼び、オリジナルスタンプを販売できるサイト「LINEクリエイターズマーケット」の売上ランキングでは最高7位を記録した。

 ガールズユニット「PASSPO☆」の藤本有紀美、グラビアアイドルの塚本舞、声優のレイミー・ヘヴンリー、ロックバンド「GLAY」のギタリストHISASHIなど、著名人の愛用者も多い。

 そこで、作者のヨシナガさんにキャラクターデザインについて直撃取材すると、「これほど雑なスタンプは他にないだろうと思い、鉛筆で描いたイラストをそのままスタンプにしました。僕は絵が上手いわけではありませんし、結果的に目立てて良かったかなと思っています」と答えてくれた。

 ヨシナガさんによると、イラスト自体に費やした時間は約12時間。その後、LINEのやりとりで実際に使用してみて、約70個製作したイラストの中から使いやすいものだけを厳選した。その作業に要した期間は3週間ほどだという。

 売上については、「収益で安いパソコンなら買えるかな、くらいのインパクトがありました」とのこと。ゼロに近い原価で数万円の収益を出した「エヅプトくん」は、LINEオリジナルスタンプを使った新たなキャラクタービジネスとも言える。

 最後にヨシナガさんは、「どんな人でも絵は描ける」として、知人の転職を祝うスタンプやプロポーズのためのスタンプなど、極私的に使うためだけのスタンプ製作を提案しつつ「売れることだけに留まらない無限の可能性があると思う」と、LINEオリジナルスタンプの今後の可能性と新たな活用法を示唆した。

 「LINEクリエイターズマーケット」では、スタンプの売上の50%がクリエイターに配分される。スタンプの価格は1セット40個で100円。つまり、スタンプひとつあたり50円がクリエイターの収益となる。

 アイデア次第でビジネスにもなりコミュニケーションにも使えるLINEオリジナルスタンプ。これをクリエイターたちがどう生かしていくか、今後の展開にも注目が集まる。

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  • 5/27 11:59
  • Scoopie News

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