今季、味方に全然助けられない内海哲也。同じ境遇の投手がメジャーにもいた!「ムエンゴ」投手・サマージャ

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 巨人のエース・内海哲也が勝てない。23日のロッテ戦に先発した内海は、6回2/3を2失点と粘りのピッチングをみせるも、中継ぎ陣がロッテ打線に捕まり1-7で巨人は敗れ、内海は敗戦投手となってしまった。

 25日現在、内海は防御率3.70で、同日に登板した井納翔一(DeNA)の防御率3.62とそれほど変わらない。しかし、井納が7勝も挙げているのに対して、内海は今季まだ未勝利……。この理由はズバリ、味方打線の援護の無さに尽きる! この味方がなかなか点をとってくれない現象、別名「ムエンゴ(無援護)」について、野球情報を毎日配信しているスマホサイト『週刊野球太郎』編集部に聞いてみた。

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◎ムエンゴとは?


 某巨大掲示板の野球実況スレッドから発生し、すでにネット上では定着した新たな野球用語である「ムエンゴ(無援護)」。好投しても味方打線の援護がなく、勝ち投手になれない事を指し、そんな恵まれない投手が登板している試合では「ムエンゴ」の文字が躍るようになった。

 今季の内海は、まさにそれにあてはまる。内海が登板している間に巨人が奪った得点は10点。先発登板は9度なので、1回の先発につき1.1点しか援護点を挙げられていない。これでは9回を完封しない限り、勝ち投手になることはできない。

◎海の向こうにもいた「ムエンゴ」投手

 両リーグ含めて現時点で規定投球回以上の投手で唯一の未勝利となる内海。実はこの「ムエンゴ」投手はメジャーリーグにもいる。先日、田中将大(ヤンキース)の連勝記録をストップしたカブスのサマージャだ。

 今季、サマージャは10試合に登板して68回を投げ、防御率は1.46と好成績をマークしているが、なんと未だ0勝4敗で、勝利を挙げることができていないのだ。ここまで、サマージャが登板している間にカブスが奪った得点の1試合平均は2.25と、内海よりまだマシだが、メジャーリーグでは下から4番目に少ない。なんとも噛み合わせが悪い投手だ。

 また、リードして降板したものの、リリーフ陣が打たれて勝利を逃したのが、今季3度あり、味方守備陣のエラーが原因による失点で勝てなかった試合が、こちらも3度あった。そのハイブリッドだったのが、直近の現地時間21日のヤンキース戦。サマージャは7回無失点と好投し、2点リードのまま救援陣にマウンドを託した。しかし、9回表に無死満塁の場面で迎えた7番・イチローはショートゴロ。6-4-3の併殺を狙うもカブスのセカンドが悪送球。2人が生還して同点となり、サマージャの白星は消滅した。

 カブスはナショナル・リーグの最下位で早くも首位と10ゲーム差ほどつけられてしまった。このような事情から、アメリカのメディアでは夏までに他チームにトレードされる可能性があると報道されている。

 さて、内海とサマージャはどちらが先に「ムエンゴ」の呪いから脱して、今季初勝利を挙げるのだろうか? 巨人ファン、カブスファンは「呪い」をいち早く祓えるようにいつも以上の応援が必要になってくるだろう。
(今季の成績はすべて5月25日の試合終了時点のものです)

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「呪い」を解き放つために応援しよう! 『週刊野球太郎』では各球団の応援ポイントや、交流戦の注意点などをまとめた記事もあります!

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