DeNAに入団する「キューバの大スター」グリエルってそんなにスゴイの? そして、加入により発生する「キューバ危機」とは!?

拡大画像を見る

 横浜DeNAベイスターズは、キューバ代表のユリエスキ・グリエルの入団を正式に発表した。DeNAの池田球団社長はキューバ野球連盟に招待され、現地でグリエルと対面。DeNAのユニフォーム贈呈式が行われた。

 キューバの国民的英雄とも称されるグリエル。日本球界入りのニュースが流れたときは、各メディア、ファンともに色めき立った。その感想は概ね、「あのグリエルのプレーを日本で見ることができるなんて!」という驚きの声が多かった。

 果たして、このグリエルとはどんな選手なのか。日本の野球のみならず、世界の野球にも精通しているスマホサイト『週刊野球太郎』編集部に、グリエルのスゴさについて取材した。

     *   *   *

◎“5つの武器”を持つ男

 ユリエスキ・グリエルは1984年、6月9日生まれの29歳。主にサード、セカンドを守る強打の内野手だ。広い守備範囲、強い肩、足の速さ、シュアな打撃、そして長打力と“5つの武器(ファイブツール)”を持つ選手と言われている。

 若干17歳でキューバの国内リーグデビューを果たしたグリエル。これは当時の最年少記録であり、日本でいうと高校生がプロ野球入りして活躍するようなもの。2005-06シーズンは当時国内リーグ史上初の20本塁打・20盗塁をマーク。本塁打王と打点王を獲得した。

 またキューバでは国民的英雄と呼ばれおり、2004年アテネ五輪から全ての国際大会に参加。そのアテネ五輪では金メダル獲得に貢献し、WBCにも3大会連続出場しており、過去に何度かメジャーリーグ入りが噂された、世界的にも有望視された名選手である。

◎キューバでは大人気! その理由は?

 国際試合でも、国内リーグでも活躍するグリエル。当然ながらキューバ国内での人気は高い。大人から子どもまで、幅広いファン層を持つ理由は、その家系も関係している。グリエルの父親は、国内リーグで往年の名選手だった、ルルデス・グリエル。現役時代は多くの国際大会で大活躍し、バルセロナ五輪では金メダリストとなった名選手だ。またグリエルの兄も国内リーグで活躍しており、野球一家の中でも一番のスターであるから、人気があるのもうなずける。

◎唯一の懸念点は「外国人枠」問題

 世界的な野球選手であるグリエルの加入で、DeNAは戦力がアップするのは間違いないだろう。しかし、懸念点は「外国人枠」である。現在のルールでは、1軍登録できる外国人選手は4人まで。さらに、投手または野手として同時に登録申請できるのはそれぞれ3人までとなっている。つまり、出場枠の使い方は、「投手2人と野手2人」、「投手1人と野手3人」、「投手3人と野手1人」のいずれかとなる。

 現在のDeNAには、野手ではケガから復帰したブランコと、そしてバルディリスがおり、グリエルが加入すれば、必然的に外国人投手は1人しか起用できなくなる。先発不足のなかで健闘しているモスコーソ、抑え役を任されているソーサの2人のうち、どちらかが起用できなくなるのは、首脳陣にとっては頭の痛いところだ。

 グリエルがどのような活躍をするか、とともに、中畑清監督がどのような起用法をするか、選手たちの士気を落とさず戦っていけるか、その手腕に注目される。

※『週刊野球太郎』は、新シーズンを楽しむネタが満載。auスマートパス、Yahoo!プレミアム、ドコモSPモードでサービス中です。

5月の『週刊野球太郎』の特集は「プロ野球 逆境の男たち~伝説はここから始まる」。今後の逆襲に期待してDeNAは個別に特集中です!

関連リンク

  • 5/22 12:01
  • Scoopie News

スポンサーリンク

この記事のみんなのコメント

1
  • 枠は気になるけど、ソーサか、完全じゃないブランコだけどホームラン打ちましたからどうすんでしょ?

記事の無断転載を禁じます