『LIFE!』は、僕が帰れる場所―星野源、独占インタビュー

星野様インタビュー1
NHK『LIFE! ~人生に捧げるコント~』本番収録直前。「宜しくお願いします!」という大きな声が上がると、出演者とスタッフから温かい拍手が沸き起こった。

そこに立っていたのは、コントの衣装を身にまとった、俳優で音楽家の星野源。昨年の6月に病気療養で活動休止して以来、ついに番組復帰を果たす瞬間が訪れたのだ。

今回、番組収録後の星野に独占インタビュー。3月4日(火)の復帰作、そして4月3日(木)から毎週のレギュラー放送としてスタートする『LIFE!』の新シリーズにかける思いを聞いた。

―星野さん、復帰おめでとうございます。久しぶりの『LIFE!』に参加されてのご感想はいかがですか。

星野:ありがとうございます。やっぱり楽しいですね。撮影をしていると時間を忘れてしまいます。本当に好きなんだなあと言う感じですね。

―内村光良さんをはじめ、共演者の方とはどんなお話をされましたか?

星野:内村さんからは「奥さんが選んだんだ」って、復帰祝いにボディオイルを頂きました。僕、肌が弱くてカッサカサになるんで、すごく嬉しかったですね。奥さんも僕の音楽を聴いてくれてたみたいです。
田中(直樹)さんからは、「内村さんと会ったとき、最初からこんなに出番入れられて、星野君大丈夫なのかな?って話したよ」と言われました(笑)。

星野様インタビュー2
―つい先程も、リハーサル中の内村さんと田中さんが「鬼のスケジュールだよね」と話されていました。

星野:あははは。でも今は本当に経過が良くて、もう何をやっても良いと言われているんです。たくさん仕事したいな、頑張りたいなと思っていたので、ガッツリ入っていて嬉しかったですね。
衣裳部屋に入ったら、最初のコントが布1枚で半分裸の服だったんですよ。スタッフさんからも「いきなりすみませんね」なんて言われて(笑)。でも、僕はそれを見た瞬間「“LIFE!”来たなっ」て、テンションがグッと上がりましたね。

―現場の雰囲気はいかがでしたか?

星野:よりアットホームな感じになっていました。みんな仲良くなってるなあって。その輪の中に加われなかったら辛いなと思ってたんですけど(笑)、温かく迎え入れてもらえました。

―星野さんは音楽家や俳優をはじめ、様々な活動をされていますが「コント」はどんな位置づけになりますか?

星野:最近はコント番組が少なくなってきていますが、僕は『夢で逢えたら』とか色んな番組を見て育ったんですね。そういう番組に、子供ながらに辛い時は救われて、元気づけられていました。だから、コントって自分の中ですごく大事なものなんです。

星野様インタビュー3
―星野さんは『LIFE!』の中で、どんなコントが好きですか?

星野:『シンバルの富木さん』って言う、田中さんが演じるコントがすごく好きでした。誰も悪くないのに、なんとなく富木さんが可哀想になっていく、異常に悲しいんですけど、すごく面白くて(笑)。
他にも、『LIFE!』にはモンティ・パイソンのようなコントもありますし、色んな方向に挑戦していて、本当に面白いなと思います。それこそ、一つのコントで「人生」を感じられるのがいいですよね。

―コントを演じられるときに、心がけていることはありますか?

星野:芸人さんではないので、「ここでこうやれば笑ってもらえる」ということまでは全然分からないんですね。なので、僕は自分の役のことをずっと考えてるんです。このキャラクターは昔はこうだったんだろうな、今はこんな生活してるんだろうなって、自分で設定を考えて、本番に臨んでいますね。

―今後は、どんなコントをやってみたいですか?

星野:だんだん真面目な役が減ってきたのが嬉しいんです。カツラとかも増えてきましたし、今日なんかは「とにかくスケベ」っていう役があったりとか、非常に快感を感じております(笑)。もっと無茶苦茶やりたいですね。

星野様インタビュー4
―お話を伺っていると、現場ではすごく刺激を受けられて、楽しさも感じてらっしゃいますよね。星野さんにとって『LIFE!』はどういう場所ですか?

星野:うーん、面白くない答えかもしれないですけど、その意味では「すべて」ですね。刺激を受けて、楽しくて、勉強もさせてもらえる「学校」みたいな場所です。
あと、僕にとって「帰れる場所がある」という感覚は、『LIFE!』が初めてだったんです。テレビドラマだと、そのチームって3か月くらいで終わっちゃいます。舞台もそのくらいなんですね。でも、『LIFE!』では、僕が休養している間も、共演者のみなさんからお手紙をもらったり、「待ってるよ」と、ずっと声をかけて頂いてました。そのうえで、今回復帰が出来て……帰れる場所があるって、特別な感じです。それは、自分のバンドともまた違いますね。

―前回、くも膜下出血から復帰された際には「笑いは病気を治す」とお話されていましたが、今回もそれを感じられましたか?

星野:そうですね。療養中に大変だなって感じたとき、自分自身を面白く解釈するしかなかったというか。最悪の状況でも、一つ視点を変えて楽しくなろうとしてました。手術後に顔が凄く腫れたんですけど、そんなときこそ面白い顔を写真で撮れないかなって試したり(笑)。
やっぱり、自分にとって笑いは栄養だし、これからもそうなんだろうなって思います。『LIFE!』を見て、皆さんにも笑って楽しんでもらえれば、それはすごく嬉しいことですね。

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