阪神タイガース、脅威の130連敗! っていったい何のこと?

 昨年、シーズン2位で終えた阪神タイガース。その影で、ある呪われた記録が打ち破られたことは熱心な野球ファンにもほとんど知られていない。『別冊野球太郎2014球春号~プロ野球呪いのハンドブック』(発行・イマジニア株式会社ナックルボールスタジアム/発売・廣済堂出版)を編集した『野球太郎』編集部に、阪神が苦しんだ「呪い」について話を聞いた。

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 昨年まで阪神が苦しんだ呪いとは、脅威の130連敗……と聞いても、多くの方が、一体何のことだ? と思われるだろう。この連敗は、【7回を終えた時点でリードを許した場合の敗戦の連続記録】のこと。つまり、7回が終わって負けていたら、逆転できずにそのまま負ける、という試合が130も続いたのだ(※引き分けも挟む)。

 2010年9月19日から足掛け3年続いたこの「呪われた記録」は、昨年5月12日のヤクルト戦で逆転勝利をおさめたことにより、ようやく「130」でストップした。そして、一度解けてしまえば怖くないのが「呪い」の面白いところ。昨年の阪神は終わってみれば、7回ビハインドの状態からの逆転勝利は6度あり、勝率は1割2厘を記録した。

 実は、「7回終了時点ビハインド時の勝率」をNPB全体で見てみると、6分~7分と1割に届かない。つまり、どのチームも、8回、9回の逆転勝ちは難しいのだ。その中において、この「勝率1割2厘」は実はかなり立派な記録といえる。そして、呪いを打ち破ったからこそ、9月・10月の大事な時期にリーグワーストの失点&防御率を記録しながらシーズン2位を死守することができた、と見ることもできるだろう(3位広島とのゲーム差は4.5だった)。

 足掛け3年の呪いが解けて迎える今季の阪神。8回、9回の戦いぶりに注目したい。

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