【悲報・併殺】を調べていくとこんな事実が! ダブルプレーの意外なヒミツに迫る【黒ノリ? 白ノリ?】

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 プロ野球の試合で残酷なシーンといえば、ダブルプレー(併殺打)が挙げられる。攻撃側にとってのチャンスが一瞬にして潰れてしまう悲劇であり、併殺打を打ってしまった悲劇の打者には、ファンの“恨み節”が一斉に浴びせられる。

 先日発売された『別冊野球太郎2014球春号 プロ野球呪いのハンドブック』(発行・イマジニア株式会社ナックルボールスタジアム/発売・廣済堂出版)では、その併殺打というネガティブ要素に注目して、新たなプロ野球観戦スタイルを提唱しているという。この本を編集した、『野球太郎』編集部を取材した。

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 この本では昨シーズンのプロ野球で起きた全併殺打を集計し、データを抽出。様々な視点で併殺打に迫っている。今回は併殺打に関する、興味深いデータ結果をいくつか紹介しよう。

10打席に1回、併殺打は起きていた!

 2013年シーズン、NPBでは12、502回の併殺打機会があり、そのうち併殺打は1、229回発生した。打率に換算すると併殺打率.098となり、10打席に1回の割合で併殺打が起きていた計算になる。

“併殺打王”は誰だ?

 それでは昨シーズン、最も併殺打を打ってしまった“呪われた”打者は誰だったのか。答えは26回の併殺打を記録した和田一浩(中日)だ。続いて25回のマートン(阪神)、23回の内川聖一(ソフトバンク)と、高打率を残した右打者が並ぶ結果となった。

併殺打“率”王は誰だ?

 前述した和田は併殺打機会131回の打席で、26回の併殺打を記録。併殺打率は.198だった。この併殺打率ランキングでみると、昨シーズン1位だったのは併殺打率.227の中村紀洋(DeNA)。2位は.220で昨季、レギュラー獲得した中村晃(ソフトバンク)、3位は.216を記録した代打の切り札・矢野謙次(巨人)と意外な顔が続く。

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 併殺打率No.1の不名誉な記録を残してしまった中村紀洋。さらに詳しく調べると、意外な事実が明らかになった。

 2点差以内でリードしている場面では.130、同点の場面では.150と、ともに併殺打機会が20打席以上あるにも関わらず、中村紀洋の併殺打率はグッと減るのだ。

 2点差以内とは、自ら打てば試合展開が大きく変わる場面。つまり競った試合状況での打席では、中村紀洋は併殺打を打たないように工夫し、チームバッティングをしていることを裏付けるデータといえるだろう。実に興味深い。

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