よかれと思い取り上げるも逆効果に……「弁当の呪い」とはなんだったのか

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 オープン戦も本格的に始まったプロ野球。開幕が待ち遠しいこの時期、前代未聞の野球本が登場した。その名も『別冊野球太郎2014球春号 プロ野球呪いのハンドブック』(発行・イマジニア株式会社ナックルボールスタジアム/発売・廣済堂出版)。凡打、残塁、失策など、野球につきもののネガティブな要素をクローズアップして、新たなプロ野球観戦スタイルを提唱する本だという。

 プロ野球の「呪い」と聞くと、思い浮かぶのが「ロッテ弁当の呪い」。この本を編集した『野球太郎』編集部に、その弁当の呪いについて聞いてみた。

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 ロッテファンやその周辺で都市伝説的に語られているのが「ロッテ弁当の呪い」。チームの主力選手をテーマにした弁当を発売すると、その選手に不幸が訪れるというジンクスの事で、さらには他球団にも影響が出たという。今回はその呪われた弁当を数種類、紹介しよう。

「決め手はフォークだ!伊良部弁当」

 呪いの始まりはヤンキースや阪神にも在籍した伊良部秀輝にまつわる弁当から。少なからずトラブルはあったものの、1994年に最多勝、1994年、1995年と2年連続で最多奪三振、ベストナインを獲得し、清原和博(元西武ほか)との力と力の勝負が話題となった伊良部。それにあやかり、「決め手はフォークだ!伊良部弁当」を1996年に発売。しかし、その年のオフ、伊良部はメジャー挑戦を発表し、日米の野球界を揺るがす大騒動の末、ロッテを退団してしまった。

「ローズ勝つ弁当」

 2002年オフ、ロッテはかつて横浜ベイスターズ(現DeNA)で大活躍した実績を持つロバート・ローズの獲得を発表。球団側では、マシンガン打線の一角を担っていた強打の新助っ人入団を祝い、「ローズ勝つ弁当」の発売を企画した。しかし、来日したローズは、なんと春季キャンプ中に米国へ帰国。そのまま退団してしまった。

「楽天ウエルカム弁当」

 ロッテ弁当の呪いの恐ろしいところは、自身のチームはおろか、他球団にも影響を与える点だ。ロッテの2005年の開幕カードは、この年からパ・リーグに新規参入した楽天との3連戦。そこで「楽天ウエルカム弁当」を発売したところ、楽天は第2戦目で0‐26という歴史的敗戦を記録してしまった。

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 『プロ野球呪いのハンドブック』にはロッテ弁当の呪いのほか、プロ野球界で噂されている呪いについて、まだまだ掲載されている。

 書店でみかけたら、ぜひ手にとってチェックしてみよう。

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