活躍するかしないかは自分自身だけの問題じゃない! 背負うものは大きいがそれを克服できるはずだ「君コン」選手よ!

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 12球団がキャンプインしてから早くも半月が経とうとしている。残念ながらケガや病気でリタイアする選手もチラホラ出てきている。そんな選手たちのなかで、アマ時代に強烈な印象を残し、将来を嘱望されながらプロ入り後は鳴かず飛ばずの選手がいるのをご存じだろうか。

 ディープな野球ファンも納得の雑誌『野球太郎』編集部では、そんな選手たちを“君はこんなもんじゃない”選手と呼び(略して「君コン」選手)、今シーズンのブレイクを祈っている。今回はセ・リーグ野手陣のなかから、その「君コン」選手を紹介しよう(成績は2013年シーズン)。

     *   *   *

キングオブ「君コン」選手の汚名を返上するシーズンに!
大田 泰示(巨人)
 24歳・6年目
1軍=21試合/打率.161/0本塁打/2打点/1盗塁
2軍=67試合/打率.272/13本塁打/43打点/7盗塁

 『野球太郎No.003』の「君コン」選手特集号で、その表紙を飾った大田。今キャンプ、臨時コーチを務める松井秀喜氏が打撃投手を務めた打撃練習ではバットを折るなど、まだまだ迷走中の感は否めない。

 巨人軍育成部ディレクター・大森剛氏は「あれだけの能力を持った選手をちゃんと育てられなかったら、巨人にとって、それは恥だ」と、自身の著書『若い力を伸ばす 読売巨人軍の補強と育成力』で記した。最も「君コン」選手を卒業して欲しい選手だ。

阪神の新選手会長は、今年頑張らないでいつ頑張る?
上本 博紀(阪神)
 27歳・6年目
1軍=25試合/打率.254/2本塁打/8打点/2盗塁
2軍=7試合/打率.333/0本塁打/3打点/0盗塁

 インフルエンザ渦に悩む阪神の今キャンプ。チームリーダー・鳥谷敬を皮切りに、西岡剛も体調不良を訴えた。7日の挟殺プレー練習では二塁に上本、遊撃は高卒3年目の西田直斗しかいなかった。

 この状況を上本は“チャンス!”ととらえることができるか。阪神入団後もチャンスがありそうなタイミングで不慮のケガから離脱することが多く、なかなか定着ができなかった。

 最大のライバルである西岡が出遅れた今キャンプこそ、首脳陣に猛アピールして、死にもの狂いでセカンドのポジションを奪ってもらいたい。チームの浮沈も握るであろう上本は、まだまだこんなもんじゃない。

「ドノミチ」も背水イヤー到来。新体制で心機一転を!
堂上 直倫(中日)
 26歳・8年目
1軍=74試合/打率.171/1本塁打/12打点/1盗塁
2軍=32試合/打率.272/1本塁打/8打点/0盗塁

 2008年高校生ドラフトでは巨人、阪神、中日の3球団が1位指名。抽選を外した巨人が代わりに獲得した坂本勇人とは大きな差がついてしまった。

 この2年間は髙木守道元監督の下で積極的に起用された印象があった堂上直倫(通称「ドノミチ」)。しかし今季からは落合博満GM、森繁和コーチが復帰。起用については一層、厳しい現実が待っているかも知れない。実兄の堂上剛裕(通称「ドニキ」)と共に「今シーズンもダメだったら…」とファンは心配している。

 しかし、今キャンプも3日にインフルエンザで離脱。チーム内リタイア第1号となってしまった。谷繁兼任監督は「厳しい言い方になるけど、これでみんなと差がついてしまう」とコメント。これ以上ない叱咤激励と捉えたい。

 パ・リーグ野手陣の「君コン」選手で紹介したT-岡田(オリックス)は先日、キャンプでの紅白戦で本塁打を放つ活躍をみせた。体重も6キロ減量するなど、今季に懸ける想いがニュースを通して伝わってくる。大田、上本、堂上直らがキャンプで、そしてシーズンで結果を出す「吉報」をファンは待っている。

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