【球界セカンドキャリア考】えっ! あの川藤幸三が社長!? 球界からビジネス界に転身した男たち

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 子どもの頃から野球一筋で生きてきたプロ野球選手。それだけに引退後、一般社会に溶け込むのはなかなか難しい。その一方で、企業の社長にまでのぼり詰める例があるのもまた事実だ。野球界の裏事情に詳しいスマホサイト『週刊野球太郎』編集部に、ビジネスシーンで活躍する元プロ野球選手のエピソードを聞いた。

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【名門和菓子店の社長】

 和菓子の名店・亀屋万年堂で社長を務めたのが、V9時代の巨人で活躍した国松彰だ。引退後に巨人のコーチや2軍監督を歴任した後、球界を離れた国松。実は夫人が亀屋万年堂創業者の娘さん。その縁で、巨人で同僚だった王貞治が亀屋万年堂のCMに出演することになった。広告コピーの「ナボナはお菓子のホームラン王です!」を憶えている方もいるだろう。

 国松はその後、1995年に亀屋万年堂の副社長に就任。2002年に社長となり、2011年に会長に就任した。

【建設会社の社長】

 代打一筋19年、「球界の春団治」の愛称で親しまれたのが川藤幸三だ。解説で見せる豪快な口調からは想像が難しいが、建設会社の社長も務める意外な一面がある。

 川藤夫人の父親が一代で築いてきた会社「開田建設」の社長に就任したのは2005年のこと。当初はド素人ゆえの苦労も重ねたが、その後、担当税理士から「V字回復しています」と太鼓判を押されるほどの名社長ぶりを発揮。この経験を生かし、部下や上司との付き合い方や組織論をまとめたビジネス書『代打人生論』を2011年に上梓している。

【年商50億円の社長】

 巨人と近鉄に所属し、2軍戦ではあるが2度もノーヒット・ノーランを達成した松谷竜二郎は、現在、東京都中央区に本社があるスチールエンジ株式会社の代表取締役社長を務めている。

 会社勤めで成功できたのは、社会人野球(大阪ガス)の経験も大きかったという。その成果か、現在の年商は40億円から50億円を狙う規模にまで成長を遂げている。

 ちなみにこのスチールエンジ株式会社、そもそも立ち上げたのは元巨人の阿野鉱二。現在は会長職を務めるとともに、関連子会社「ビーアーム」の会長も兼任している。

 社長に限らなければ、ビジネスシーンで活躍する元プロ野球選手は意外と多い。経営はド素人でも、野球で培った体力と忍耐力は、どんなジャンルでも生きてくる。昨季引退した選手たちも上述したような成功者もいることを励みに、ビジネスでも成功をおさめて欲しいものだ。

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