いよいよ明日センバツ出場校が決定! 注目の21世紀枠はこの学校だ!!

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 春の訪れはセンバツから...。今年の選抜高等学校野球大会は、3月21日から開催される。選手入場行進曲がAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」に決定するなど、次第に盛り上がりをみせており、いよいよ1月24日には出場校32校が発表される。

 高校野球マニアの間で注目されているのが、そのセンバツに21世紀枠で出場する高校はどこになるか、という点だ。その21世紀枠とは? そして選抜される高校は? など、プロ野球のみならず高校野球情報も詳しいスマホサイト『週刊野球太郎』編集部に聞いてみた。

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【21世紀枠ってなに?】

 そもそも21世紀枠についてご存じだろうか。選抜高校野球の出場校は、全国10地区の秋季大会の結果が選考資料になる。しかし、2001(平成13)年に行われた第73回大会から、この一般選考に加え「他校の模範となる」特別枠が設けられた。その枠が21世紀枠である。

 天候や他部とのグラウンドを共有、あるいは狭いなど練習の制限や困難を克服した学校や、あと一歩で甲子園行きのチャンスを逃し続けている学校、文武両道やボランティアをしており全国の球児の模範となる高校など、「野球強豪校」以外の多くの野球部員に夢と希望を与えようという狙いがある。「清新の気風あふれたチーム」を選考するという意義をもって、新たに導入されたのだ。

 今年はすでに「21世紀枠候補」の9校が発表されている。それでは早速、その候補に挙げられた9校のなかから、注目の学校を紹介しよう。

【極寒の地から甲子園へ!目指すは史上最北端の出場校】

北海道地区・天塩(てしお)高校
 北緯44度56分にある、全校生徒162人の小さな高校が天塩高だ。所属する名寄支部は北海道で唯一、甲子園出場がない。それもそのはず、低温・強風の厳しい環境のため、1年の半分程度しかグラウンドで練習できない環境なのだ。特に、この冬の時期は氷点下が当たり前。そんな過酷な条件のなかで、昨秋は北海道大会2回戦に進出したことも評価され、候補に挙がった。

 選出されれば昨春の21世紀枠出場の遠軽高(同44度3分)を抜いて、史上最北の甲子園出場校となる。松本主将は「決まれば名誉なこと。自覚を持って練習していきたい」と意気込んでいる。

【特別豪雪地帯!? 俳優の柳葉敏郎も応援!!】

東北地区・角館(かくのだて)高校
 角館高のある秋田県仙北市は国土交通省から特別豪雪地帯に指定されており、雪のせいでほとんど外での練習ができない。昨年、初めてグラウンドが使えたのが4月20日というから恐れ入る。しかし室内練習場はなく、2つ合わせて長さ約60メートルのビニールハウスが、冬場の主な練習場所。そのビニールハウスも雪で潰れてしまうので、部員たちはスコップを手に除雪作業も練習の一環としているのだ。

 あの俳優の柳葉敏郎は同校OB。よく試合観戦に訪れるそうで、秋季東北大会では公立高で唯一の8強入り。その大会準々決勝で敗れた東陵高(宮城)など、強豪私立校に追いつくことを意識して練習に励んでいるという。

【ハブに注意? 命懸けで練習に励む野球部がここに!】

九州地区・大島(おおしま)高校
 最後は一気に南に飛んで、鹿児島県の奄美大島にある大島高を紹介しよう。離島という地域柄、鹿児島市内まで移動するには船で約11時間かかるといい、練習相手に恵まれず、交通費もかさむのが頭の痛いところだ。

 悩みのタネはもう一つ。なんと同校のグラウンド周辺には奄美大島に多く生息するハブがいるそうで、草むらにボール探しに行くときは猛毒を持つハブに注意しているという。まさに命懸けで練習に励んでいるのだ。

 そんな環境でも昨年は秋季県大会で公立校ながら春、秋ともに4強入りを果たしたことが評価され、候補に挙がった。

 他にも、都立高としてセンバツ初出場がかかる都立小山台高などが候補に挙げられている。その21世紀枠候補の9校から、東日本(東海、北信越地区以東)と西日本(近畿地区以西)でそれぞれ1校を選び、残り7校から地域を限定せずに1校が選出される。1月24日に合計3校が発表される予定だ。

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