【球界偉人列伝】偏食家、ジャズ好き、盗塁王......鉄人・衣笠祥雄の意外な一面が明らかに!!

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 明日、1月18日は元広島の「鉄人」衣笠祥雄氏の67回目の誕生日だ。この記念日を祝うべく、「鯉バナ~広島東洋カープファン増殖計画」を連載中のスマホサイト『週刊野球太郎』編集部に、「衣笠祥雄伝説」について聞いた。

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【「鉄人」の異名が生まれたのは......】

 衣笠祥雄といえば、1987(昭和62)年にルー・ゲーリック(元ヤンキース)の持つ連続試合出場世界記録2130試合を更新し、国民栄誉賞も受賞(当時プロ野球では2人目)。引退まで2215試合連続出場を果たしたことで有名だ。

 何があっても休まないことから「鉄人」の異名が付いたと思われがちだが、実はそれだけではない。衣笠が1965(昭和40)年のプロ入りから1974(昭和49)年までの10年間付けていた背番号が28。この番号が「鉄人28号」を連想させるとして「鉄人」と呼ばれる様になったのがそもそものキッカケだった。

 そして1975(昭和50)年、ファーストからサードへのコンバートとタイミングをあわせ、前年に巨人を引退した長嶋茂雄の「3」へと背番号を変更。この年、広島初のリーグ優勝に大きく貢献し、その後の「赤ヘル軍団」黄金時代に導いた。のちに背番号「3」は広島球団の永久欠番となっている。

【実は俊足だった鉄人】

 連続試合出場以外でも、衣笠が球界で成し遂げてきた成績は凄まじい。通算安打2543本は福本豊(元阪急)と並んで歴代5位。通算本塁打504本は張本勲(元東映ほか)と並んで歴代7位、通算打点1448点は歴代10位などなど、さまざまな打撃ランキングで歴代十傑に名を連ねる。

 また、打撃だけでなく、1976年には盗塁王も獲得。打点王と盗塁王を両方獲得したことがあるのは80年のプロ野球史において飯田徳治(元南海ほか)とイチロー(ヤンキース)、そして衣笠の3人だけ。通算500本塁打・200盗塁も、張本勲、山本浩二(元広島)と衣笠の3人しか達成していない。

【偏食、音楽好き......鉄人の意外な一面】

 体の丈夫さから、健康管理には人一倍気を使っていそうなイメージがあるものの、実は偏食家として有名。魚が苦手で、とにかく肉が大好きな衣笠の食事は「焼き肉とコーラ」が鉄板メニューだったという。のちに広島の後輩・金本知憲に対し、選手寿命を延ばす秘訣として「好きなものを好きなだけ食べなさい」とアドバイス。そのおかげか、金本も「鉄人」と呼ばれるようになったのが面白い。

 また、ジャズ愛好家としても知られ、不定期ではあるがTBSラジオで「鉄人ミュージック」というコーナーを持ち、番組DJを務めることもある。ほかにも水彩画もたしなむ趣味を持ち、現役時代はキャンプに赴くバックの中に必ず絵具箱を入れていた、という意外な一面もある。

 そんな衣笠の近況としては、新任の熊崎勝彦コミッショナーの補佐役として、NPBの常任理事入りするという報道がなされている。まだ決定事項ではないものの、球界でまだ4人しかいない国民栄誉賞受賞者(他に王貞治、長嶋茂雄、松井秀喜)として、ふさわしいポストを用意すべきだろう。

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