今年の政治と「流行語大賞」
2日、2013年の「ユーキャン新語・流行語大賞」が発表されました。年間大賞には「今でしょ!」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し」の4語が選ばれるという結果となりました。
実は、ノミネート候補となった50語のうち、政治に関する用語も多数ノミネートされていました。今回は、こちらに注目してみましょう。
ビッグデータ/ご当地電力/マイナンバー/NSC/アベノミクス/3本の矢/集団的自衛権/特定秘密/ナチスの手口に学んだら/汚染水/ネット選挙/コントロールされている/アホノミクス/ヘイトスピーチ
このなかで「2013トップテン」として、安倍政権の政策全体に関する、「アベノミクス」、今まさに法案の中身が議論を呼んでいる「特定秘密保護法(特定秘密)」、そして法規制についても検討されている「ヘイトスピーチ」が選ばれました。
その他の用語も、記憶に新しいものばかり。「ネット選挙」は今年の夏の参議院選挙から解禁されて話題になり、「集団的自衛権」国会で激しく論戦が交わされているテーマです。元総理のあの方の独特な発言からは「ナチスの手口に学んだら」がノミネートされました。
前回に比べると、今年は政治関連用語が増えています。昨年は「第3極」や「近いうちに~」など、衆議院選挙関連の用語がトップテン入りを果たしました。
果たして、来年はどのような用語が並ぶのでしょうか?
(NPO法人YouthCreate)