【球界偉人列伝】通算79勝でも斉藤和巳が「エース」と信頼された理由

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 明日11月30日は、今季途中に引退を発表した福岡ソフトバンクホークス(ダイエー時代も含む)が誇る2000年代の絶対エース・斉藤和巳の36歳の誕生日だ。第二の人生初めての誕生日を、一体どんな心境で迎えるのだろうか。

 スマホサイト『週刊野球太郎』では、「2013 引退選手ここが凄かった!」と題し、今季限りでユニフォームを脱いだ選手たちの偉業を讃えている。その中にはもちろん、斉藤和巳の特集も含まれている。そこで今回は、その内容の一部をもとに、GREE NEWSに寄稿してもらった。

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【前代未聞の勝率.775!】

 実働11年で79勝。そのうち、64勝を2003年~2006年のたった4年間で積み上げた斉藤和巳。特に凄いのが、プロ11年間の通算勝率.775だ。これは、4回投げれば3回以上勝ってしまう計算になる。

 今年24連勝して通算99勝まで積み上げ、勝率もグッと引き上げた田中将大(楽天)の通算勝率は.739。歴代の名球会投手を見ても、最高勝率は200勝を挙げた藤本英雄(元巨人ほか)の.697。伝説の投手・沢村栄治(元巨人※実働5年・通算63勝)は通算勝率.741。斉藤の記録がいかに凄いかの証左でもある。

 NPBにおける「歴代勝率記録」の掲載条件は投球回数2000回以上。斉藤は949.2回のため、今後も斉藤和巳の名はそこに掲載されることはない。だが、この「隠れた最強投手」の名はいつまでも我々の記憶に残し、語り継いでいきたい。

【15勝以上が2回! 脅威の連勝記録】

 今年、田中の24連勝が大きな話題を集めたが、斉藤和巳も負けず劣らず凄い「連勝記録」を持っている。2003年には先発16連勝、2006年には開幕15連勝という記録を達成。プロ野球史上、15連勝以上を2回以上記録した投手は斉藤和巳しかいない快挙だ。

 これほどの投手だったからこそ、ダルビッシュ有(レンジャーズ)はメジャー移籍の記者会見において、日本で一番印象に残った試合として斉藤和巳との投げ合いを挙げ、今年、斉藤の持つ「開幕15連勝」の記録を抜いた田中将大も、入団以来、斉藤和巳を「憧れの投手」と呼んだのだ。

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 『週刊野球太郎』の「2013 引退選手ここが凄かった!」では、上記の内容も含め、更に深く斉藤和巳の魅力を掘り下げている。さらにこのコーナーでは、山﨑武司(元中日ほか)、桧山進次郎(元阪神)、前田智徳(元広島)、小野晋吾、薮田安彦(ともに元ロッテ)、古城茂幸(元巨人ほか)ら、今季限りで引退を表明した選手たちの足跡を多様な視点で振り返っている。オフシーズンの楽しみとして是非ともオススメしたい。

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球界を支えた男達の物語は「引退選手、ここが凄かった!」を読めば全てわかる!

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