今年のストーブリーグは独り勝ち!? ソフトバンクの空前の戦力補強大作戦!

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 プロ野球界はストーブリーグの真っ最中。各チームとも今シーズンの反省をふまえ、補強ポイントを洗い出しながら着々と戦力補強を進めている。なかでも今オフ、だけでなくここ数年、12球団でブッチギリの補強を行っているチームが福岡ソフトバンクホークスだ。

 今オフ、FA宣言した選手に次々とアタックし、さらには契約交渉が不調に終わった選手に対しても積極的に交渉を持ちかけている。このソフトバンクの戦力補強について、オフの間も野球情報満載のスマホサイト『週刊野球太郎』編集部に聞いてみた(11月20日までの情報です)。


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【仁義なき戦力補強! 李大浩の場合】

 今季は打線の中軸を担う四番打者を固定できず、獲得した外国人選手も軒並み不調で苦しんだソフトバンク。その補強ポイントを埋めるべく、同一リーグのオリックスから獲得を狙っているのが李大浩(写真の選手です)だ。オリックスは今季で契約満了となる李大浩に対して2年契約を提示するも、李大浩側はこれを拒否し、退団が決定した。

 李大浩は韓国で2度の3冠王に輝き、日本球界入り後は、1年目に打点王とベストナインに輝くなど、2年間で285試合に出場。打率.294、48本塁打、182打点の好成績を残した。オリックス在籍時は全試合四番打者として出場した李大浩に対して、ソフトバンクは3年以上の複数年契約を提示している模様。パ・リーグのライバル球団から主砲を引き抜くという、仁義なき戦力補強を断行しようとしている。

【出身地が追い風に! 鶴岡慎也の場合】

 レギュラーを張れる捕手はどのチームも、ノドから手が出るほど欲しいのが現状だ。そんな背景もあって、今オフFA宣言した日本ハムの正捕手・鶴岡慎也の行方に注目が集まっている。

 支配下登録選手では捕手が5人しかいないソフトバンクも当然、獲得を狙っており、19日に鶴岡と初交渉を行った。交渉後は「ライバル球団から非常に高い評価を受けていたんだと、うれしい気持ち」と話した鶴岡はスバリ、鹿児島県出身。樟南高校時代には甲子園に2度出場しており、九州をお膝元とするソフトバンクは、鶴岡にとって馴染み深い球団といえる。

 今季は114試合に出場し、自身のキャリアハイとなる打率.295を残した鶴岡。捕手だけに対戦相手のデータはすべて頭の中にインプットされているはずだ。同一リーグからの移籍は日本ハムのみならず、パ・リーグの他5球団にとって脅威となるだろう。32歳という年齢的にも経験的にも捕手として"アブラ"が乗っているだけに、ソフトバンク入りすれば貴重な戦力になることは間違いない。

【阪神、ヤクルトとの三つ巴の争奪戦! 中田賢一の場合】

 もちろん、他球団も指をくわえて傍観しているわけではない。例えば通算186試合に登板し61勝57敗1セーブ、防御率3.57の成績を挙げている中日の中田賢一がFA宣言した後は、先発投手不足に悩む数チームが獲得に動き出した。今季、2ケタ勝利を挙げたのは攝津正ただ1人と投手不足に泣いたソフトバンクにとって、攝津に続く先発投手として中田に期待を寄せている。

 しかし、そのソフトバンクに待ったをかけるべく動いたのが阪神とヤクルトだ。阪神は先発の柱として機能していたスタンリッジが退団濃厚。また今季、セ・リーグ最下位に沈んだヤクルトは、計算できる先発投手はなんとしても欲しいといった状況だ。

 その2チームも中田に対して積極的にアタックを展開しており、ともに高級中華料理店で中田を接待。特にヤクルトはチーム名のスワローズに引っかけた高級食材の「燕の巣」を使用した料理で中田にアプローチしたという。

 ただし、今のところ、ソフトバンク有利は動かないようだ。鶴岡の例と同様、中田も福岡県出身で、やはり地元・福岡を本拠地とするソフトバンクとは「相思相愛」だと噂されている。

 先発投手といえば他にも、2年連続2ケタ勝利をマークしている広島・大竹寛の獲得も狙っているソフトバンク。過去のFA市場で西武から帆足和幸、オリックスから寺原隼人を獲得するも、故障もあって不調に終わっている。果たして今オフの戦力補強は吉と出るか、凶とでるか...。早くも来シーズンが楽しみになってきた。

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