厳寒のなかでも一見の価値あり、来年のプロ野球選手がこんなに近くで見られる!

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 学生野球界にとって今年1年の「総決算」といえる明治神宮野球大会が、11月16日から開幕する。各地方の秋の大会優勝チームが一同に集結してトーナメント方式で日本一を決めるこの大会。その年のプロ野球ドラフト会議後に開催されるので、指名を受けた選手たちが出場するケースが多く、マニアの間ではドラフト選手の"品評会"として人気のある大会だ。

 11月中旬のこの時期、神宮球場はとにかく寒い。それでも「あのドラフト指名選手はプロ野球の世界で活躍できるか?」を、その目で確かめるために、熱心な野球ファンが訪れる大会でもある。そこで今大会に出場するドラフト指名を受けた選手たちについて、スマホサイト『週刊野球太郎』編集部に聞いてみた。


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【今年は大学の部に要注目。将来のプロ野球スター選手をチェックできる大チャンス!】

 高校の部と大学の部に分かれて行われるこの大会。今年に限っては、掛け値なしに大学の部に注目しよう。出場が決まった大学には、ドラフト指名を受けた選手がズラリと勢揃いしているのだ。

 まずは東京六大学リーグ代表として出場する明治大の岡大海(おか・ひろみ)は、日本ハムからドラフト3位指名を受けた注目選手。先日、台湾で行われた日本代表vsチャイニーズ・タイペイ代表では二塁打を放つなど、大学生ながらプロの選手に混じっても遜色ないプレーを見せてくれた。

 投手で注目すべきは、今ドラフトで広島から2位指名を受けた九里亜蓮(くり・あれん/写真の選手です)。今秋の東都大学リーグで亜細亜大を優勝に導いたエースで、プロでも即戦力右腕として期待されている。

【特にキャッチャーに逸材多し! ドラフト指名選手がズラリ勢揃い】

 その九里の女房役が、DeNAから3位指名を受けた嶺井博希(みねい・ひろき)。「捕手をするために生まれてきたのでは?」といわれるほどの性格で捕手でも即戦力との呼び声が高い。ドラフト指名を受けた選手同士で形成する亜細亜大のバッテリーは必見だ。ちなみに、昨年ドラフト1位指名を受けてソフトバンクに入団した東浜巨とは、高校時代も大学時代もバッテリーを組んでいた。

 この嶺井も含め、今大会は捕手に逸材が多い。中日からドラフト3位指名を受けた大阪商業大の桂依央利(かつら・いおり)の強肩はすでにプロレベルといわれ、阪神から4位指名を受けた福岡大の梅野隆太郎(うめの・りゅうたろう)は勝負強い打撃が魅力だ。

【大本命は上武大学?気になる優勝争いは...】

 ロッテから3位指名を受けた上武大の三木亮(みき・りょう)は「打てる遊撃手」と評判の選手で、今年の6月に行われた全日本大学野球選手権で優勝した原動力といわれている。今大会でも、その上武大が優勝候補に挙がっており、明治神宮大会優勝を手土産にプロ入りできるか、注目しよう。

 その上武大は今大会で優勝すると6月の大学選手権優勝と合わせて2冠を達成することになり、真の大学日本一となる。しかし、それに待ったをかけるのが明治大だ。実に38年ぶりとなる春秋リーグ優勝を果たすなど、戦力は揃っており、前述した岡大海のほかにも逸材が多い。左腕エース・山﨑福也(やまざき・さちや)とチームを牽引する糸原健斗(いとはら・けんと)はともに大学3年生。来年のドラフト候補として、チェックしておいて損はないだろう。

 卒業後は各球団に散らばっていく選手たちをまとめてチェックできるのは明治神宮大会だけ。寒いなかでも一見の価値ありだ。

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「2013プロ野球ドラフト会議指名選手速報」を読めば、今ドラフトの全てがわかる!

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  • 11/15 14:47
  • Scoopie News

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