教育に政治はタブーなのか?

 「学校教育の現場では政治はタブー」......そんな話を聞いたことはありませんか? でも実は、教育基本法の中では「政治的教養」は必要だと書かれているのです。これは一体どういうことなのでしょうか?

 日本の教育について定めた法律である「教育基本法」の十四条には次の一文があります。

 「第十四条 良識ある公民として必要な政治的教養は、教育上尊重されなければならない。」

 読んでいただければわかるように、政治に関しての教育を勧めている内容です。しかし、その後の十四条の2項が曲者なのです。

 「2 法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない。」

 ここでは、政治に対して中立的な立場が要求されているため、教育で具体的に扱うことが難しくなっていると言えます。この2項を順守するあまり、1項の教育を勧める条文が後回しとなり、「政治=タブー」という意識がついてしまったのではないでしょうか。

 投票率・投票の質の低下が叫ばれて久しい今、政治教育のあり方も大胆に変化しても良いのではないかと思います。

(NPO法人YouthCreate)

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  • 11/12 17:54
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