激烈! 県内無敵の92連勝、夏の大会7連覇の高校が今年もやってくる! 応援したい甲子園代表校・その2~福島代表「聖光学院」の巻

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 まさに"無双状態"だ。福島県内の公式戦はなんと92連勝! ハッキリ言って異常ともいえるこの連勝記録を引っさげて、福島県から甲子園にやってくる高校がある。この夏、是非とも応援したい個性的な代表校のうちのひとつ「聖光学院」だ。今回のスマホサイト『週刊野球太郎』編集部に、その注目すべきポイントを聞いてみた。

1【最も勢いのある新強豪校 2000年代から台頭】

 福島県の高校野球の系譜は、3つの高校が牽引してきたといっても過言ではないだろう。1970?80年代の学法石川、90年代の日大東北、そして2000年代の聖光学院だ。21世紀に入ってからは完全に聖光学院の独壇場。東北の学校は、冬場はボールを使った練習ができないと嘆いていたのは昔の話。

 充実した設備を活かしながら長年に渡るチーム強化を図ってきた同校は、2008年と2010年の夏の甲子園で2度のベスト8入りを果たすまでに成長。さらに今春のセンバツでもベスト8進出を果たすなど、全国的にみても、ここ十数年で一番勢いのある高校なのだ。

2【圧倒的な強さで92連勝中】

 2008年の7月11日、夏の福島県大会からその記録はスタートした。その後の秋季大会から翌2009年、10年、11、12、そして今年2013年の夏の大会...と福島県内で積み上げた公式戦の連勝記録は92連勝(大会単位では15連覇)。特に今年の春季大会決勝戦では福島東を25-2と圧倒的な点差で退けるなど、県内ではまさに"敵無し"の状態だ。

3【7年連続10度目の甲子園出場は多難な道だった!】

 7月28日、粘る日大東北をサヨナラ勝ちで振り切って、東北勢初の5季連続甲子園出場を果たしたが、特筆すべきは優勝までの道のり。

 初戦の郡山商戦は10-0と大差で勝つも、準々決勝の学法石川戦は10-9と辛勝。そして決勝の日大東北戦は9回2死まで負けていたが執念で追いつき、さらに延長10回1死二、三塁から内野安打でサヨナラ勝ち。決して楽な戦いとはいえない試合を続けてきたことが、甲子園での戦いの糧となるに違いない。

4【"全国レベル"の名将・斎藤智也監督にも注目】

 聖光学院・斎藤智也監督は決勝戦の死闘を制して「日大東北・山中敦煕投手の気迫と丁寧な投球に攻めあぐねた。負けも覚悟していたので、うれしい。選手には、最後までよくやったと声を掛けたい」と相手を称える謙虚なコメント。この監督こそ、全国への重い扉を次々とこじ開けてきた名将である。

 1999年に監督就任後、2001年夏に同校初の甲子園出場を決め、2004年夏には1995年から9年続いていた福島県勢の初戦敗退をストップさせ、甲子園で2勝を挙げた。さらに2008年夏には県勢では、なんと33年ぶりとなる甲子園8強入りを果たした立派な"全国レベル"の監督なのだ。

5【プロ注目の東北No.1スラッガー・園部聡】

 その名将・斎藤監督をして「聖光学院史上ワンランク上の打者」といわしめる、東北No.1スラッガーが園部聡だ。スマホサイト『週刊野球太郎』の「2013夏の高校野球ドラフト候補名鑑」によると、聖光学院入学時はBチームだったが、当時3年生で現在は阪神タイガースに在籍している歳内宏明のキレのある変化球を幾度もとらえるなど、当時から非凡な才能を発揮していたとのこと。

 今夏の県大会初戦では初打席の初球を左中間スタンドに運ぶ満塁弾を放つなど、何かを"持っている"選手。甲子園でも大いに注目したい逸材だ。

6【悲願の甲子園優勝なるか】

 古い話になるが、1971年(昭和46)年夏、第53回大会で優勝候補筆頭の日大一を破る"大物喰い"をみせた磐城はオールドファンには有名。身長165センチの「小さな大投手」と呼ばれた田村隆寿は続く静岡学園、準決勝戦の郡山(奈良)もあわせて決勝までの3試合を連続完封。決勝は0-1で桐蔭学園に敗れたが、甲子園での準優勝は現在も福島県勢としての甲子園最高成績。また、福島だけでなく東北地区としても一度も優勝を成し遂げた学校はない。

 この夏、聖光学院はその記録を塗り替えることができるだろうか。福島県民の夢と期待を一身に背負って甲子園に出場する。

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スラッガー・園部聡の情報も満載「2013夏の高校野球ドラフト候補名鑑」はこちら『週刊野球太郎』にて

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