甲子園に敗者復活があった!?

 一戦必勝のトーナメント方式で行われる甲子園大会。全国で一度も負けなかった高校が全国の頂点に立つが、かつて夏の甲子園で敗者復活戦が行われたこともあった。

 大正5年の第2回大会と翌6年の第3回大会で敗者復活戦が採用された。第3回大会では、愛知一中が敗者復活から勝ち上がり優勝している。

 愛知一中は、1回戦で長野師範に3対4で敗れた。しかし、1回戦で敗れた6校の中から抽選で4校が選ばれ、勝ち残った2校が準々決勝に進出できる敗者復活に救われた。ただし、敗者復活戦に出場する高校は1日で2試合を戦わなければならなかった。

 抽選で選ばれた愛知一中は、まず午前中に行われた敗者復活戦で和歌山中に勝利。つづいて午後に行われた杵築中との試合にも勝ち決勝へと駒を進めた。

 迎えた関西学院中と対戦した決勝は、0対1とリードされた6回裏に夕立のためノーゲームとなり再試合となった。翌日の再試合は0対0のまま延長に突入し、14回表に決勝点をあげた愛知一中は優勝を飾った。

 この変則的な敗者復活戦は、この大会を最後に廃止された。

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  • 7/26 17:59
  • Scoopie News

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