長嶋茂雄、張本勲、野村克也、山本浩二……プロ名球会打者たちと「甲子園」のジンクスとは?

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 ここ数年、打者の名球界入りの条件である「2000本安打達成者」が続出している。だが、意外なことに、彼らの多くは3年夏の甲子園には出ていないのをご存知だろうか。歴代46名中、最後の夏に甲子園の土を踏んだのはわずか12名しかいない。

※「名球会」......投手であれば通算200勝利以上、または通算250セーブ以上、打者であれば通算2000安打以上を記録(MLBの記録も合算)すると入る事ができるプロ野球関連の一般社団法人。

 出場が叶わなかった選手の中で象徴的なのが、歴代安打数上位4名だ。イチロー(ヤンキース)、張本勲(元東映ほか)、野村克也(元南海ほか)、王貞治(元巨人)......なんと、日本プロ野球史で最も多くの安打を放った天才たちが、揃いも揃って最後の夏に甲子園出場を逃しているのが面白い。

 野村は高校時代、一度も地方大会を突破できず。イチローと王貞治は、それ以前は連続で出場していたにもかかわらず、最後の夏だけ出ることができなかった。そして悲劇的なのが張本勲。甲子園に出るために強豪校に転校までして臨んだ高3の夏。見事に地方大会を勝ち上がって甲子園への出場権を勝ち取ったにもかかわらず、部内の不祥事があって出場が叶わなかった......これぞ甲子園の魔物、と呼ぶべきジンクスかもしれない。

 他にも長嶋茂雄(元巨人)や山本浩二(元広島)、落合博満(元ロッテほか)、野村謙二郎(現広島監督)、秋山幸二(現ソフトバンク監督)、古田敦也(元ヤクルト)など、後に監督まで登りつめたレジェンドたちが、最後の夏どころか、一度も甲子園の土を踏めずに高校野球を終えている。

つまり、地方大会で敗れた者たちにも、後のスターたちが数多く隠れているということだ。それを知ると、地方大会の楽しみ方も倍増するのではないだろうか。

高校野球ジャーナル(7月23日更新):地方大会も見逃せない理由~最後の夏と「名球会」の意外な関係~
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