ロザン「一生懸命な公務員ほど損をしている」

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 前回は、ロザンの宇治原史規さんと菅広文さんに投票率を上げるアイデアを教えてもらいました。今回は、お二人が総理になったらやりたいことを教えてもらいます。

――どうすれば、政治に無関心な層が関心を持つようになると思いますか?

宇治原 政治家の演説を聞きに行ったらいいと思うんですよね、話の中身が全然わからなくても。生で見ると全然違いますよ。「この人声高いな」とか「思ったよりデカッ!」とかね(笑)。「意外と好きな顔だな」と思うかもしれないし。

菅 逆に「この人嫌い!」とかもね。

宇治原 そうそう(笑)。印象変わると思いますよ。吉本の劇場なんかでも、お客さんの連れてきた友達の方が自分らのファンになったってケースも多いですからね。政治だってそうなるかもしれない。

――政治の「ここを直したらいいのに」というポイントはありますか?

宇治原 僕は公務員制度ですね。例えば、国全体のことを考えず、自分たちが所属してる省庁にとっていいことをする人だけが出世する仕組みとか。一生懸命な公務員ほど損してますよね。あと、異動が多くて責任者がわからなくなるのも問題かな。

菅 公務員だけでなく、大臣もころころ変わりますよね。本当は専門職なのに。だから官僚からナメられてしまってるんじゃないかと思います。

――総理大臣になったら、やってみたいことはありますか?

宇治原 誰を何大臣にするかをまず考えるね。民間からは誰を引っ張ろうとか、相方を何大臣にしようとか。

菅 「菅官房長官」はどう?

宇治原 いまの官房長官と同じ名前で紛らわしいわ(笑)。政策としては、全国にある大学の数を減らしたいですかね。「大学全入時代」とか言われてますけど、大学だけが選択肢じゃないですから。僕は中学校卒業でもいいと思ってます。

菅 僕は総理大臣のままで漫才やりたいですねえ、何やっても受けるじゃないですか。頭パーンって叩かれたり、「お前の年金止めたるからな」って突っ込んだりして(笑)。政策としては、定年を決めないで実力ある人はいつまでも働ける仕組みがいいですね。お笑いのコンテストで言うと、芸歴10年目までの芸人しか参加できない「M-1グランプリ」じゃなくて、芸歴に制限のない「THE MANZAI」みたいに。

――お二人は、実際に政治家になりたいと思いますか?

宇治原 僕はないですね。

菅 僕もです。面倒くさい。っていうかしんどそう。何かにつけ批評されるのは嫌ですし。僕らのコアなファンの人でも批評してくる人いますけど、全然いらないです(笑)。

宇治原 向こうは応援してるっていう気持ちなんですけどね。素直に「面白かったです!」って言ってくれた方がありがたいですし、次も頑張ろうって思いますからね。

菅 「ここはもっと、こうした方がいいんじゃないですか」とかね。

宇治原 やかましいわっ! お前の100倍考えとるわ!って(笑)。まあ、政治家もそう思ってるんじゃないですか。だから、細々としたことには口を挟まず、良いところはきちんと褒めて、悪いところはダメだと評価してあげるのがいいと思います。

――最後に、まだ選挙に関心のない方へのメッセージをお願いします。

菅 たとえば「勉強しろ」と親から強制された子どもって勉強しないですよね。どういうメッセージを伝えてあげるかが大事だと思うんです。ひょっとしたら「行かなくていい」って言った方が行くようになるかもしれない。

宇治原 そうやな。あと「政治なんて自分と関係ない」と思ってる若い人には、それは大きな勘違いだって言いたいですね。家で蛇口をひねって水が出るのも、普段買いに行く服の値段も、みんな政治が関わってるってことを理解してほしいですね。

(聞き手:NPO法人YouthCreate代表 原田謙介)

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