丸山和也議員、橋下徹市長にダメ出し

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 自民党・参議院議員の丸山和也氏が考える政治家の役割とは?そして『行列のできる法律相談所』で共演した橋下徹氏について政治家としてどう評価しているのでしょうか。

――『行列のできる法律相談所』で共演した橋下さんも政治家になっていますよね。

 実は、6年前に「参院選に立候補しよう」と誘ってきたのは橋下さんです。しかも民主党から立候補しようと言ってきたんですよ。でも結局、彼は選挙に出なかった。それで電話をかけたら「いや、もう政治はいいです。弁護士一本で行きますよ」と言ってました。

――で、翌年は大阪知事選に立候補しちゃったわけですよね。

 そう(笑)。しかも自民党が橋下さんの選挙を全面支援しました。彼は調子がいいんですよ。損得や勝ち負けで動く勝負師。その時に「どっちが有利か」「どっちが注目を浴びるか」で判断するんです。

――政治家になった後の橋下さんをどう見ていますか?

 市長になり、政党を作るなど成功を収めてきたのは事実です。でも、石原慎太郎さんと組んだのは失敗でしたね。橋下さんの仲間と石原さんの仲間は質的な面で共通しませんから。

――「質的な面」というのは?
 大阪維新の会が人気を集めた理由は二つありました。一つは各種規制を壊して改革していこうとしたこと。そしてもう一つは、大阪からの「対東京」として。そういう意味で、東京を代表する古狸のような石原さんと組んだのは全然合っていません。あれで、もう終わったなと思いました。

――丸山さんは橋下さんのことを「国際感覚がない」と発言されていましたが?

 今回の従軍慰安婦に対する発言と沖縄の米軍に風俗店の利用を提案したことを聞いて、彼は本当に国際感覚がないと思いました。従軍慰安婦問題については「強制連行はなかった」と、きちんとしたメッセージで国際社会に主張すべきです。風俗提案発言については「疲れた時には麻薬使っていいですよ」と発言しているのと一緒ですから、問題が起こるのも当然です。

――お二人が今後一緒になる可能性はありますか?

 面白い部分もあるだろうけどね。ただ、根本的に考えが違うということと、「俺は俺」だという考え方はダメですね。哲学と歴史認識が弱いことも問題。あと橋下さんは、細かいことでカチンと来ることがあったりもするんですよ(笑)。小さな嘘をついたりごまかしたりとか。その辺が小さいなあと思うんですよね。

――最後に、若者へのメッセージと、政治家の役割をお伺いしたいと思います。

 「選挙なんて行ってもどうせ何も変わらない」という気持ちも分かりますが、そのままで政治が良くなることもありません。それに、政治家連中を当選後に何年も遊ばせておくのも嫌でしょう? 投票に行こうという若者が少ないのなら、思い切って選挙権を45歳からにしてしまってもいいんじゃないですかね(笑)。投票できることの「ありがたみ」を感じてもらわないと。権利がなくなって初めて気づくこともあると思います。

 ただ、投票に行くにしろ行かないにしろ、若者は自分の人生を必死に生きたらいいと思うんですよ。そうやって、一人一人が自分の目標に向かって一生懸命に生きられる社会を作るのが、政治の役割。僕はそう思いますね。

(聞き手:NPO法人YouthCreate代表 原田謙介)

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  • 7/11 13:47
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